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関ヶ原の戦いから34年後の夏、地蔵と見紛う小柄な老僧と容貌魁偉な従者の一行が街道を行く。実はこれ、京都六条河原で斬首されたはずの石田三成であった。行く先々で起こる奇ッ怪な事件をズバッと解決、高笑いを響かせながらの諸国漫遊だが、どうやら秘めたる目的があるらしい。一方、三成存命を知った将軍家光は、一行の始末を隠密・柳生十兵衛に命じるが――。ミステリ仕立ての痛快時代小説。
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僕は一番こんな内容が好きだよね
僕にはこんな内容の話しが、合うのかな?と思うくらい、のめりこんで読んでました。 どちらかというと、この時代背景が好きですね😃 それから、この小説のようなキャラクター表現が好きですね😃
Posted by ブクログ
本屋で平積みされるのを見るまで、作家の名前も知らなかった。 表紙見て「おもろそう?」、 裏表紙の概要見て「ブクオフー!入荷登録せな!!」 (よっぽどのことがない限り、こーゆー買い方です;) どう書いてもネタバレになるので敢えて書きませんが、 ジジイ好きの自分にはとてもおもしろうござりました。 い...続きを読むやー、戦国の頃ってネタに困らんでござるなぁw
諸国を漫遊するずんぐりむっくりな老僧の正体は、処刑されたはずの石田三成…。旅の目的はやはり生きていた秀頼と国松の企みを諌めるため…。途中、柳生十兵衛に命を狙われ、天草四郎をたしなめ、宮本武蔵に出会い。歴史謎解きバラエティ。やや方言に読みにくい所もありましたが終始軽快で、サクサク読めました。知恵者だけ...続きを読むあって三成の謎解きは鮮やか。修羅場をくぐっているので思慮深く、達観していて言葉も重い。本来の歴史がどうであったか、真実は知る術もなく。ただ、実は生きていた…と言われる人は愛されていたんだろう、と思います。
田中啓文さんは、いろいろふざけた作品を書いているけど、この作品も、ご多分に漏れず、かなり、ふざけている。死んだはずの人間が、次から次へと現れる。以前にも書いたけれど、小説はフィクションだから、史実に反しないなら、どんなことを書いても良い、とは言うものの、これは、やり過ぎじゃない?しかし、何となく納得...続きを読むしてしまうのは、この人の技量なのかな?
久しぶりに読んだ時代小説だ。 石田三成が生きていたという痛快な設定が如何にも面白かった。 三成も生きていた、秀頼も生きていた。旅の目的が最後まで明かされることなく柳生十兵衛との掛け合いがちょっと物足りない感じがする。
なんだか、どこぞのご隠居様を彷彿とさせるお話だわ(笑) 史実の裏を描いて見せるこういうお話ってかなり好き。 でも、ラストがちょっと釈然としないので★は3つ止まり。 彦七のキャラはかなり好み。
石田三成が生きていたという仮説の上に豊臣秀頼が生きて薩摩にいる、更には息子も? 更に意外なことに秀頼の子、国松は、徳川秀忠の二男国松と取り換えられていた! 猿飛佐助の息子、はたまた柳生十兵衛とか、途中に謎解きを交えながら米沢から薩摩へ
2話目は、『剣客商売』で傑作と言えば必ず名前が挙がる『天魔』へのオマージュ含みかな。 田中啓文にしてはオーソドックスなお話です。 キャラも有名どころを揃えているので、すらすらと読めます。 島原の乱は結局書いてないけど、あれはそれだけで1冊の長編になるからしょうがないか。ただ、田中啓文が島原の乱を...続きを読む書くと原城の中が別の意味で阿鼻叫喚になりそうだが ヽ(゚∀゚)ノ
斬首されたはずの石田三成が生きており、坊主の姿で水戸黄門ばりに諸国を旅していく時代ミステリー。 三成を題材にした割にはキャラは水戸黄門のようだし、同行する腐乱坊や彦七がなぜ同行するようになったのかは書かれておらず、もう少し突っ込ん展開が欲しかった。
「笑酔亭梅寿謎解噺」シリーズで御馴染かつお気入り作家・田中啓文の「チュウは忠臣蔵のチュウ」に続く時代小説版お笑いミステリーだ。 京都で斬首されたはず石田三成が米沢藩に生きのびていたが、いつしか幕府の知るところとなり坊主姿になりそこから密かに抜け出して南へ向け旅立つ。柳生十兵衛を追っ手として振り向け...続きを読むるが、坊主姿の三成と付き添いの腐乱坊そして行きずりの彦七の三人組は果たして追っ手を振り切れるのか。 三成と言うと何となく細面で切れ者というイメージがあるが、ここでの三成は「チビで真ん丸顔」のひょうきん者だ。米沢藩の追っ手が顔も知らずに三成を探索に訪れた茶屋の親父に「怪しい二人連れは見なかったか」と尋ね親父が三成を指さすと、その顔に吹き出し「俺が探しているのはこんなチビでは無い」と怒り出したりするのが笑える。 旅の途中では小さな村で悪徳神官の悪だくみを暴いたり、無人島で宝探しをする漁師を救っては「かっ、かっ、かっ、かっ」と高笑いしたりする姿はまるで水戸黄門様のテレビのようだ。そして最後の目的地である薩摩で出会う男は誰なのか? という荒唐無稽な設定の軽い読み物ではあるが、諸国漫遊・水戸黄門のパロディ路線を行くのか、それとも戦国武将が沢山生き延びているという設定を追求するのかどちらかに徹底したほうが良かったような気がする。物語としては面白いのだが、腹の底から笑えるかというとそうでもない。両者を追うことでやや中途半端な感じが残るのかも知れない。
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