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Posted by ブクログ
大人用紙おむつが赤ちゃん用の市場を超えつつあるという事実をはじめとして、シニアシフトを感じる身近な事例が豊富にある。しかもどの事例も数字がしっかりと押さえられてるから、説得力もありつっこみようもない。市場規模から一人当たりの消費支出や食費まで、様々な業界に使えそうな数字が満載。
ストック傾向にあるシニア層の消費を刺激することで、国の税収となり経済的にも潤うという筆者の主張も興味深い。
シニア市場は“60歳以上”消費者の集まりではない、ということを徹底して教えてくれる。高齢者世帯の所得はバラつき大きく、年齢だけではひとくくりにできない。むしろ、ライフステージや身体変化に合わせたマーケティングが必要だと。“多様なミクロ市場の集合体”と定義して、マス・マーケティングは通用しないんだぜ、という主張には納得です。
各章の終わりには要点をまとめたサマリーがあり、とても親切によくできている。素晴らしい教科書。
Posted by ブクログ
最終面接で「シニアビジネス」付箋をたくさん貼った本を持参して内定をもらった思い出深い著者の新作。
2007年にも団塊の世代が60歳を迎えることでシニアビジネス市場の拡大が期待されましたが、一時のブームで盛り上がりませんでした。
2012年は65歳を迎えるだけではなく、ここ数年のシニア層の消費行動を読み取ったマーケティングの成功事例が出始めていることから、これからシニア層へのマーケティングを見直していかないと企業の継続的成功は見込めないと書かれています。
内容も事例、数値がしっかり盛り込まれていてイメージしやすく、自事業へのアナロジーもやりやすいのではないでしょうか。
「健康不安」「経済不安」「孤独(生きがい)不安」の三大不安を解消する商品・サービスの開発が求められてきます。
一読の価値ある一冊だと思います。
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