なぜゴッホは貧乏で、ピカソは金持ちだったのか?

なぜゴッホは貧乏で、ピカソは金持ちだったのか?

ビジネス・実用
1,650円 (税込)

8pt

【「はじめに」より】ふたりの天才画家、ゴッホとピカソの偉大な名声なら、誰もが知っているだろう。だが、ふたりの生前の境遇には、天と地ほどの差があった。両者の命運を分けたのは、なんだったのか?それは、ピカソのほうが、「お金とは何か?」に興味を持ち、深く理解していた、という点ではなかったか。というのも、ピカソがお金の本質を見抜く類まれなセンスを持っていたことがうかがえる逸話が、数多く残されているのである。・ピカソの絵はなぜ高いのか?・なぜピカソは小切手を使ったのか?・ピカソはなぜ、ワインのラベルをタダで描いたのか?・ピカソの名前はなぜ長いのか?生前、ピカソは言ったそうだ。「私は、対象を見えるようにではなく、私が見たままに描くのだ」僕たちも、お金の正体を知らなければならない。そうでなければ、僕たちは自分の人生を自由に創造し、幸せに暮らすことがますます難しくなるだろう。【本書紹介】将来の“正解”が見通せない今、誰しもが、ぼんやりとした不安を抱えて生きているのではないでしょうか。その大きな原因は「変化が重なり、先がよめないこと」。近年、グローバル化やIT化によって最も大きく変化したもののひとつが、金融、「お金」のあり方でしょう。「お金」の変化に伴って、私たちは、食い扶持の稼ぎ方や、人との付き合い方など、生き方を大きく見直すべき岐路に立たされています。著者が、M&Aコンサルタントとして見聞きしたガイシ大資本の論理や、独立・起業で痛感した価値と価格の差を生む信用の大切さなど、独自の経験というフィルターを通して見た「お金」の変化を整理し、どうすれば幸せをつかめるのか、経済的に生き抜いていけるのか、これからの世の中にフィットする考え方や行動様式のあり方について、淡々と軽妙なエッセイ風につづられています。お金は「笑顔や感謝の言葉などコミュニケーションツールのひとつ」であり、「目的でなく、アイデアを具現化する構成要素」に過ぎない、という結論にたどり着いたとき、あなたの生き方はひょっとすると変わるかも?しれません。高校・大学生や、社会人中堅クラスの方がモヤモヤと感じている世の中の変化をスッキリ描き出し、自分の未来を考える上で土台を固めてくれる新「資本論」です。【目次】はじめに序章お金とは何か?第1章ハゲタカが跋扈し、お金でお金が殖えた時代第2章自分の価値をお金に換える覚悟と難しさ第3章企業や個人が国家に代わってお金をつくる世界へ第4章お金を媒介とせず、モノや価値を直接交換できる環境の広がり第5章信用でつながる新たなコミュニティづくり:資本より信用を貯めよう付録お金について身につけたい3つの習慣おわりに

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なぜゴッホは貧乏で、ピカソは金持ちだったのか? のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    すごく面白くて、一気に読んだ。
    お金は大事だけど、すべてではないと思っている。
    お金自体が価値を持っていて、お金さえあればいいような風潮が好きではない。
    お金では買えないものこそ大事にしたいし、
    非貨幣消費社会で生きることにとても興味がある。
    もう一度、咀嚼しながら読んでまとめる。

    0
    2018年05月24日

    Posted by ブクログ

    貨幣は貨幣自体に価値があり、ハゲタカファンドが活躍した時代はお金でお金が増えた。
    なお、人生はリスクを取るか人に従うか。リスクの取り方は二通り、
    OPT other people's time
    OPM other people's money

    実体経済と貨幣経済が乖離し、バブルがはじける事によって、時代は次のフェーズに移行し、価値がお金を生む時代になった。
    その時代では社会貢献が重用しされ、強いコミットメントによるミッションの達成がマネタイズの手段となる。

    貨幣は信用によって支えられている。
    今まではその信用主体が国家であったが、その枠組が薄れ、今は企業から個人へと移行している。

    個人はWeb上で上場している事と同じ。資本主義から信用主義へ。
    キャピタライズとは信用を貨幣化すること。
    信用を得るには、コミットメントと一貫性のある行動という意味のプリンシプルが大事。短期的な欲は自制する。
    信用 = (専門性+コミットメント+親密度) ÷ 利己心 → つまり利己心を小さくすることが近道。
    これからは常時接続状態になり、個人の関係でもIRが求められる。

    お金は客観的な数値で比較可能なため、背後にあるストーリーや倫理を欠落させてしまう。
    価値を有機的なまま流通させるのが有機経済。
    自分が主体となり「してあげた感」をなくす。
    お金ではなく、信用を創造することが大事。

    0
    2014年02月13日

    Posted by ブクログ

    モノの価値について深く考えさせられる。資本主義経済は終わり信用主義経済が始まっていると肌で私も感じています。本当に共感する部分が多く、
    心が突き動かされた。全ての価値がお金に変換されているが、そもそもお金が重要なのではなく、価値を生み出せる人が重要である。

    0
    2013年03月17日

    Posted by ブクログ

    ゴッホとピカソのファイナンス感覚の違いで掴まれたが、筆者の主張は別の次元にあり非常に面白かった。特にgive&givenの考え方はこれからの私の人生で頭から離れないと思う。

    0
    2022年12月16日

    Posted by ブクログ


    価格とは、価値と信用の掛け算である。
    信用は、欲を制して、謙虚であることで積み重ねる。

    常にこの2つを高めていくこと、広げていくことを大切にしたい。

    所有でなく保有。
    自分の持っているものや価値を点在していくこと。

    0
    2020年02月02日

    Posted by ブクログ

    Give & Givenというフレーズを知れた事が最大の収穫です。


    ・誰かに与えた価値が 、別の角度から返ってくる 、 g i v e & g i v e n

    0
    2019年12月17日

    Posted by ブクログ

    タイトルに惹かれて読んでみたが、内容はお金とこれからの新・資本論。2013年に出版されたようだが決して古い感じはしない。緩やかにだんだんと著者が書いているような社会に変わっていってるのかも知れないが、まだ世の中はそれでも「金融」が跋扈している。著者の言う「数融」の時代(信用=クレジット)が大事になる時代はもう少し先なのかも知れない。しかし着実に、確実に近づいては来ている。例えば企業が国家を超える時代はもうすでにGAFAで現実になった。その次は個人の「上場」への意識が変わり、お金に変わる経済からの脱却が一気に進むのか。ここの辺り読んでいてもまだ正直実感は湧かなかった。有名人やインフルエンサーなどは事実そうなってきているようには感じるが、一般人の上場は具体的にどのような世の中になるのか、自分にはイメージができなかった。だが何かしらの納得があれば、やがてその様な時代が来るのかもしれない。そうすればもっと閉塞感や無駄な仕事のストレスがない良い時代が来ればいいと願う。そう信じたい。ともかくコミュニケーションの数だけは踏んどけ。

    0
    2018年09月21日

    Posted by ブクログ

    筆者が山口揚平さんなので、解ると思いますが、美術史ではなく、マネー本。ピカソとゴッホはあくまでも序論の摑み。

    ただ【資本論】というよりは【幸福論】で、金儲けよりも幸福感に比重を置いて書かれているのが山口さんの真骨頂。明確な主張が感じられるという本ではないのですが、言葉にならない漠然とした不安を柔らかに言語化されていてちょっとスッキリするのです。そうか、そうだったんだよ!と膝を叩く。

    そんな感じ。

    0
    2014年11月23日

    Posted by ブクログ

    幸福とは期待と実体が一致した状態だ。「心を満たすお金」だけでなく「心をコントロールする意思」との両方がそろって初めて人は幸せになれる。

    広義のお金は金融機関によって日々製造されている。
    2000年には190兆ドルだった世界のお金は、金融危機以前の2006年には570兆ドルまだ3倍に膨らんだ。しかし、同じ時期の実体経済(名目GDPと貿易)は50兆ドルから70兆ドルへとわずか1.4倍に増えたにすぎなかったのである。

    不安と欲望を糧にしたビジネスの最たるものが、生命保険とギャンブルである。生命保険は不安を、ギャンブルは欲望を喚起することで稼ぐ。

    中国のことわざ
    ・お金で家は買えるけれど、家庭は買えない
    ・お金で時計は買えるけれど、時間は買えない
    ・お金でベッドは買えるけれど、睡眠は買えない
    ・お金で本は買えるけれど、知識は買えない
    ・お金で名医は買えるけれど、健康は買えない
    ・お金で地位は買えるけれど、尊敬は買えない
    ・お金で血は買えるけれど、命は買えない
    ・お金でセックスは買えるけれど、愛は買えない
    マダム・ホー「世界一愚かなお金持ち、日本人」

    現代人は知覚傷害に陥っている。外を認識する五感ばかりが僕たちの感覚の主役となり、幸福を直接に感じ取る体内センサーが麻痺している。

    デザインの語源はでDe:削る、ザインSign:形作る
    ラテン語で私欲を削り落とし、本質を磨き上げること
    decide,cideは斬る
    desire,sireは星、星が見えなくなる→惜しむ、欲する

    私欲を削り、自分自身を透明な状態に保つことによって、使命に沿った生き方ができるようになり、それが社会にとっての一番の価値創造や貢献につながり、結果的にお金となって返ってくる。

    日本は、これから価値を産み出すものより、すでに築かれた信用が重視される社会なのだ

    神は我々を人間にするために、なんらかの欠点を与える
    By シェイクスピア 『アントニーとクレオパトラ』

    事業は価値と信用を創造するゲームだ
    僕たちが管理すべきものは、信用総量であってお金の額ではない。

    世界の三層構造
    第一層 地政学的に切り分けられた国家
    第二層 国境を越えて雲のように漂う企業
    第三層 オゾン層のように点在し結びつき合う個人

    金融はなくなり、数融に移行する
    お金の形状は、貝から鉱物、そして紙幣で代替され、そして今、ビットへと変質し世界に溶け込んでいる。

    個人の発行する信用が重視される世界へ

    大切なことは、日頃から信用を貯めて、その信用のATMから生活や事業に必要な量を適宜引き出すという生活習慣なのである

    価値の源泉たる使命の本質は「エゴを濾過すること」によって見えてくるのと同様、信用の源泉たる信念も「短期の欲に流されず一貫性を担保する」ことによって成立する。価値の積み上げと信念の保持が信用創造の要であるならば、信用においてもっとも重要な考え方は「欲の規制」という概念である。

    TwitterやFacebookはコミュニケーションツールではなく、コントリビューションツールとして使うといい。

    お金を中心とした資本主義の基本的な考え方は、17世紀、デカルトの時代に成立した哲学に基づいている。それは、「物事は、要素に分解し、客観化することによって捉えることができる」という思想である。この数字で世界を捉えるという哲学が現在の「お金をコミュニケーションの中心に置く」という社会システムにつながっている。

    お金で買えるものとお金で買えないものの境目を倫理という。

    この世界の最大公約数であるお金を、人が求めてすり寄っていくことは責められないが、それは個別の使命を持っているはずの自分自身を失う一歩でもある。そうした不自然さを直感するからこそ、人はお金を避けるのではないだろうか。

    文脈を残した価値交換経済である有機経済が進むにつれて、誰かに与えた価値が、別の角度から返ってくる、give & givemという仕組みが増えるのではないだろうか。

    お金のない世界を観る、それが本当の意味で「お金の正体を知る」ということなのだ。

    0
    2013年07月16日

    Posted by ブクログ

    ピカソのお金に対するアプローチが面白かった。
    信用に価値が有るとのことで、遠い未来には「お金」は無くなっていると感じた。

    0
    2013年06月27日

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