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Posted by ブクログ
タイムリーに響いた本だった。
戦略とは追いかける指標である。という言葉、覚えておこうと思った。リーダーシップのなき組織は本当にきついんだなということもよく分かった。親ガチャとか最近よく言われているが、リーダーガチャも結構社会ではあるあるな気がする。下っ端が頑張るよりもトップが変われば組織は大きく変わるんだということを身をもって感じている最近である。どう考えても現状を打破できないのに何となくやり過ごそうとするリーダーのなんと多いことか、大量採用時代の爺婆が一斉にやめるこの時代、生い先長い我々が老い先短い奴らのしりぬぐいをいつまでやらないといけないんだろう。その場しのぎの一年を過ぎてそそくさやめる人のなんと多いことか。これは失敗の本質の皮をかぶった日本人論であることは間違いないだろう。
Posted by ブクログ
戦争のことを知らなくても、調べながら読み進められました。
現代が抱えるビジネスの問題や閉塞感と、太平洋戦争で日本軍が負けた戦略(目標達成への方向性)、戦術(具体的な手段や方法)を交えながら解説。
米軍に暗号を解読されていたが、不測の事態に対応できなかったミッドウェー作戦。
「大和なら大丈夫」と言う、希望的観測に支配されていく心理。
(日本軍は奇襲が多く)零戦の性能の高さに開戦当初は圧されていた米軍もレーダーを開発し、2機1組で制空権を握るとマリアナ沖海戦でも一方的に勝利。
レーダーと言う新しい指標(戦略)を放棄(軽視)してしまった日本軍の敗退。
コンティンジェンシー(万が一を想定した計画)、と、ダブル・ループ学習(疑問をフィードバックする)がいかに大切か学べました。
Posted by ブクログ
「どーして政府はコロナ対策でこうも失策を続けて繰り返すのだろう?」、そういう思いから、大東亜戦争時の日本軍が国力の差でなく組織や作戦の選択でどのような失敗を犯してきたのかという名著の要約版を読んだ、名著自体は難解らしいので。
この本をさらにまとめたウェブサイトもあるので、それを繰り返し読んでいただくのもよいが、突き詰めれば、日本人論になってしまう。アメリカが選択した行動との対照が鮮明だからだ。
なので、コンティジェンシープランを合理的に国民に示さず威嚇に用いるだけの政府はこれからもコロナ対策で失策を続けて繰り返すだろうし、政府を批判しても2割打者が急に3割打者に生まれ変わる能力をもっているはずもなく、いわばそれは日本の本質であり、日本に暮らす市民はそれを見据えて自分を守らなければともに自滅させられかねないと改めて感じさせられた。
Posted by ブクログ
本編の予習として読んだ。入門書でありながら23項目にわたる内容が盛り込まれており、想像以上のボリュームを感じた。
日本人に見られる思考の傾向として、経験的学習によって培った能力や考え方を、サンクコストゆえに捨てきれず、次第に本来の目的を見失ってしまうこと、また、減点方式によって「どれか一つでも欠ければ、すべて駄目だ」と捉えてしまうことが、戦況が劣勢にあるときの判断を誤らせる要因になると理解した。
現在のビジネスにおいても、競合他社にシェアを奪われた局面では、同様のことが頻繁に起こり得ると、組織内部にいる自分自身も感じている。本書の教訓をしっかりと生かし、重要な局面で判断を誤らないようにしたい。
Posted by ブクログ
評価
かつての日本の失敗は、現代にも簡単に通ずると思わされるもの。
感想
リーダーに必要なことはなんなのか、
考えさせてもらいました。
内容
1.戦略の失敗
・目標達成につながらない曖昧な勝利の存在(途中戦略すらも場当たり的で、長期的なゴールがなかった)
→やるべきことを選定してリソースを配分すること
・指標の選定が目先の結果になっていないか(勝敗を分ける要素を勝利などの単純な結果ではなく正しく見定められているか)
・体験的発見による学習を無視してはならない(カブがアメリカで売れたように、実際に起こり得ることから変化できるか)
2.思考法
・型を磨き続けて型を超えた日本の思考(改善からの新価値)
・だからこそ、ゲームが変わったことに対応できないケースが多い
→ヒト、技術、運用において創造的破壊が起こる時、起こす時、ゲームは変わる。検討の段階においてダブルループ学習が、できているかどうか。(問題構造は変化するものと理解)
3.型ではなく成功の法則を虎の巻にする
・新戦略が生まれる場所は上層部ではない
・やり方を伝えるのでは、進化をしない
→真価は何か、創意は何かを虎の巻にすることで、次の伝承者が変革者になることができる
3.リーダーシップ
・正確な情報はリーダーには届かない(トップこそ現場を感じる、意思疎通をスタッフとする)
・リーダーこそ限界を作らないように努める(ゴーンさんは日産に必要な改革の意見を真剣に求めた)
→自分の認識を常に改めること、自分の認識できない限界点を、吸収すること
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