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Posted by ブクログ
イギリスはインドを失った時から没落が運命づけられている。英国が世界に冠たる大英帝国になったのは、インドの富を収奪したおかげです。この没落は止めることができません。でも没落のスピードをゆるめることはできます。オックスフォードのエリートは、外交官を目指します。外交を強化することで落ちていくスピードを遅くし、英国の存在を維持できるからです。また民間で優秀な人は教師になります。次の世代に英国の実態をきちんと教えることが重要だからです。 日本は大量生産、大量消費を前提とするモノ作りで成長しました。いま世界が変わって、もうモノ作りの時代に戻ることはできません。それでもなお、高度成長の発想で仕事をしている人が多い。国の”成長戦略”も「まだ成長する」「どうしたら成長するか」ばかりです。英国のようにピークアウトしたことを冷静に認め、徐々に降りるように方向転換したほうが建設的ではないか。「やればできるんだ」という精神論を振りかざすのは不毛です。時代の趨勢を把握して現実をきちんと見つめ、合理的精神で立ち向かっている英国の底力は、おおいにわが国の参考になる。
Posted by ブクログ
2012/11/09記述
上司や部下とどう接するのか、スケジュールの決め方が斬新で勉強になりました。
管理職として仕事を進める上では今後の技術革新があっても変わらない永遠のテーマでしょう。
だから最終項目の読書についてとそれが密接に関わっているように思います。
百聞は一見に如かずは真理です。
しかし自分が見て知れる範囲はたかが知れていると謙虚になり読書を通じ自己を磨くことの大切さを改めて確信した次第です。
速読を否定されているのにはよくぞ言ってくれたと思いました。
書店で読むべき本かどうかをサッと判断する技術であれば有りでしょうけれどもちゃんと読み出したらじっくり読みたいですから。
海外駐在したがらない若手社員を精神論で語るのではなく、出世条件に海外駐在を決めれば良いという指摘も具体的なアイデアで良かったです。
なぜかこういう話題では若い世代が責められるだけで終わる分析が世の中に多い中、会社側のシステムにも問題ありという指摘をする人はいなかったように思います。本当に印象に残ったご指摘でした。
Posted by ブクログ
60歳で生命保険会社、ライフネットを起業し業界の台風の目として著しい成長をとげている会社の社長の仕事論。
すべて同意はできないものの、若い頃の世界を行き交ってきた経験と膨大な読書量、そして思考力から語れる文章には非常に説得力を感じた。
【ココメモポイント】
・「正直」とは、最も健康な精神
・会社のために誰よりも働かなければならない役員のスケジュールが、どうして秘匿にされなければならないのか
・実践していること
・会いたいと思った人にはすぎに会いにいく
・食事やお酒に誘われたら、誰であろうと断れない
・呼ばれたらどこにでも行く
・(企画案等について)誤字や脱字は大目に見る。その代わり可能な限り早く提出する
・部下には部下の立場があって、それは上司から問いかけていったほうが早く理解できる
・人の長所と短所は、トレード・オフの関係にある。「長所を伸ばして、短所を直す」ことは、不可能
・「社員が朝めざめて行きたくなる会社」とは、わかりやすさ、透明性、正直さ
・「百年たっても後悔しない」という言葉は、「明日になって後悔しない仕事を今日実行すること」
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