哲学のヒント

哲学のヒント

836円 (税込)

4pt

3.7

「生きた哲学は現実を理解し得るものでなくてはならぬ」(九鬼周造)。なぜ今日の空は美しいのか、なぜあの人が死なねばならなかったか──哲学の問いはつねに日常の中から生まれ、誰にとっても身近なものである。古今東西の思想家の言葉をたどりながら、読者一人ひとりの思索の旅へのヒントを提供する。

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哲学のヒント のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2021年09月08日

    哲学って、めっちゃハードル低いように見えてめっちゃハードル高いように見えて実はめっちゃハードル低い、、、みたいなことを触れるたびに毎回思う。
    結局身近な問いを大事にしようっていうけどいざ学ぼうとすると超むずいみたいな。

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    Posted by ブクログ 2020年04月26日

    「生」「私」「死」「実在」「経験」「言葉」「美」「型」の8つのテーマについて、哲学的な立場から考察をおこなっている本です。

    著者は、西田幾多郎などの日本の哲学者についての研究で知られており、本書でも西田をはじめ和辻哲郎や田辺元、三木清といった思想家たちに言及されています。西洋哲学をメインに哲学の諸...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年10月20日

    生、私、死、実在、経験、言葉、美、型の各章に分かれてそれぞれの主題に関する哲学について語っている。古今東西とは言っても、日本の哲学の紹介に重きが置かれているようである。この本は読みやすいが、さてそれぞれの原典を読むにはかなり敷居が高いような感じがする。

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    Posted by ブクログ 2013年03月17日

    著者の藤田正勝さんは、京都大学卒業。だからだと思うが、西田幾多郎や田辺元に関する著作も多い。

    彼の哲学に対する姿勢は明確だ。「はじめに」にも、「あとがき」にも書いてあるが、「哲学の問いは、ボクたちの日常生活や経験と深く関わっているものでなければいけない」ということだ。九鬼周造の言葉を借りれば、「生...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年10月23日

    ●いくつか哲学に関する本を読んで思ったのは、同じ哲学者やその著書のことを述べているのに、解釈や受け取り方に違いが見られる、といったこと。哲学というものは、普遍的な倫理を追求することが目的の一つと認識していたが、哲学の目指す普遍性の手強さを実感した。

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    Posted by ブクログ 2013年03月20日

    懐かしい哲学。
    西田哲学はずっとわからなかったけど、今もわからない。
    小冊子で再び「純粋経験」
    それでもわからない。
    「生きるとは何か」
    哲学の基本を語っていただいた。
    どんなに分厚い本を読んでも、まだまだわからない。
    だからこそ、哲学は永遠なのかもしれない。

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