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Posted by ブクログ
敬愛するロアルド・ダールの少年時代の自伝。
イングランドの学校、寄宿学校で横暴な教師や寮監、先輩らにひたすらに反抗する姿が描かれている。
気に入らない生徒を簡単に鞭で打ったりしてた時代のおはなし。最後まで権力に屈しないで疑問を持ち続けるダールが良い。
屈しないけどあからさまに反撃もせずにちゃっかり卒業してちゃっかりシェルの採用に受かる所は、要領良いけど。
この経験が彼の作品に大きく影響しているのは明らか。「マチルダは小さな大天才」とか。
正しい者が、痛快な方法で悪を打ち倒す物語。正直な者が最後には報われる物語。
「チョコレート工場の秘密」には権力者という意味での分かりやすい悪は出てこないけど、貧しいけれど正直なチャーリーが最後に残る、という所はやっぱり正直者が報われる筋書きになってると思う。
ワンカさんが善か悪かは何とも言えないけど……
子供からみれば善の化身だろうけど。
実はあまり好きになれないワンカさん。
あとダールが子供時代に通ったお菓子屋さんの描写が詳しくあってわくわくした。リコリス・ブートレースだとかシャーベット・サッカーだとか、いかにも体に悪そうだけどわくわくするお菓子。
言うまでもなくチョコレート工場のネタ元。
でもお菓子屋さんの描写だけなら、「こちらゆかいな窓拭き会社」の冒頭部の方がわくわくする!
窓拭き会社すきだー!
なぜハヤカワ・ミステリ文庫から出ているのかだけが謎。続き(就職してから作家になるまで)もあるみたいだから読みたいなあ。
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