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Posted by ブクログ
漫画化されたものを先に読んで面白かったから
小説版(原作)を読んでみようと思って。
漫画の良さは、視覚的に表情や状況が分かりやすいので読みやすいのですが
小説の良さは、感覚的に場面の状況を想像(若しくは創造)出来る事かなと思います。
漫画を先に読んだので、小説との小さな違いに気付かされることも面白みの一つでした。
視覚的なものとは違う感情が文字の中に見えてきたり。
見て一瞬で分かる場面が文字になるとより明確になってみたり。
「見える者」と「見えない者」がそれぞれの役割をこなしながら事件解決へと奔走する警察内の特殊な部署。
警官として2年目、所轄の生活安全課所属の青年石田智宏(通称トモくん)が、ひょんなことからその警視庁の超常現象対策部署・通称遊撃捜査班に異動になるわけですが、実はトモくん自身も、所謂『普通に見えない人』ではなかった。
人には誰でも霊感が備わっていて、それが強いと霊的なものから影響を受けやすくなるわけで、普段全くそういうものに縁がなくとも、波長が合ったりすると影響を喰らってしまうことも。
トモくんにはその霊感が『全く0』の人で、これまでそういうものに遭遇することもなければ存在すら皆無の人生を送ってきたはずなのに、ある日、自分の部屋で全裸の幽霊に遭遇。
彼は実在する神瀬京介という遊撃捜査班の一員で、何かの縁に導かれたのであろう二人は出逢います。
『見える者』と『見えない者』。
それは霊感の強い人と、そうでもない人という括りではなく、霊的な影響を色濃く受ける者と、それを全く受けない者という形で、互いの『知らない世界』を支えていくようになります。
単なる『普通』ではない、 『見える』と『見えない』の両極端にいる者同士、同じ今を生きていても、他の『普通』の人間達とは見える世界が違う。
そこには確かに共通する人としての心も想いもあるけれど、知りたくないのに知ってしまうこと、知りたくとも知りえないことの歯がゆさと苦しみがあるんだと、明るく茶化した雰囲気で流れていくストーリーの中でしっかりと語られていると思います。
それは、ごくごく普通の人々、この社会で生きている人、一人一人に言えることでもありますが、相手の気持ちや心内が分からないのは当然だとしても、分かり合おうとする歩み寄りと繋がりが、『知らない世界』の影響から身を守る力となるんだと教えてくれているように感じました。
Posted by ブクログ
警視庁生活安全部遊撃捜査班、って??
鋼鉄の無神経と称された石田智宏が配属されたのは、ちょっと、いやかなり変わったーーオバケ!?の捜査班だった。
ざっくりまとめると、三十路のおっさんが五十路のおっさんに甘えたり弟の膝枕で寝たりめそめそしたり父親をパパって呼んだりする話だった。
びっくりするほど女性の登場が少ない(笑)。
香月さんの作品は妖怪アパートを一巻読んだだけだったのでこんなはっちゃけてるとは意外だった。が、妖怪アパートでも感じたような、やるせない痛さのリアルはここにもあった。
あらゆる意味で少数世界の話。そして相変わらずごはんが美味しそうで腹が減る。でもぶっちゃけチキン南蛮はさくっとしてないと思うの。
どうやらシリーズとして続くようである。蛇男は、清明かな?楽しみだ。
Posted by ブクログ
え、なにこのタイトルww『妖怪アパート』シリーズの香月さんだ!
と、タイトルと作者さま見て勢いで購入。
警視庁のフリンジチーム(通称)に配属された霊感ゼロの柴犬男智宏と、そんな柴犬男が唯一見えた生霊の全裸男京介、その他個性的なメンバーたちワイワイ活躍する感じの話。
残酷な事件やドロドロした愛憎劇の中にも少しの希望は残しておいてくれる感じ。
香月さんらしく、お食事シーンは本当においしそう。
そして妖アパでおなじみの名前がチラホラ。
買った後でホワイトハート文庫ということに気づいてBLかなーと思ったけど、におわせる程度。(私が腐女子だから基準が甘いのかもですが)
サクサク読めました。
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