ブラッディ・ハニー

ブラッディ・ハニー

ラノベ
583円 (税込)

2pt

3.5

肉食系新人女優×草食男子な吸血鬼!

売れないけれど野心はでかい女優ロッテシアは、大人気作家ノンノ原作の舞台に死体役で出演できることになり、「ここで目立ってヒロイン街道一直線よ!」と大張り切り。役作りのため、有り金をはたいて“悪”の伝説が残る地方を訪れたロッテシアだが、ひょんなことから吸血一族への生け贄となってしまった。しかし、ロッテを捧げられた次期族長サーディは血が超苦手で……!? そんな出会いが招いた恋の行方は!?

※この作品は底本と同じクオリティのイラストが収録されています。

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ブラッディ・ハニー のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    イラストに惹かれて購入しました。

    この作者さんの「聖グリセルダ学院」シリーズも読んでいたし。

    大女優を目指すロッテシアは、役作りのために作品の舞台となった町へ行ったのだけれど、そこで出会った青年(犬属性)に懐かれてしまって――。

    って感じですかねー。

    まあ、サーディ(犬属性青年)がロッテシアに懐いたのは、彼女のしたたかな打算の副産物ですが。

    ヒロイン役をつかむために、自分は吸血鬼だと思い込んでいるサーディを観察するため、一緒に行動するようになるのです。

    おもしろかったです。

    ロッテシアのしたたかさや、でも心底では優しくて思いやりがあって。

    なんだか憎めない子でした。

    サーディもかっこよくて(*´∀`)

    この二人はお似合いのカップルですね。

    読み切りとのことですが、あと1冊くらいは読みたいなあ、と思いました。

    タイトルはサーディのことを指しているのかな? と思っていたのですが、ラストで「なるほど」となりました。

    聖グリセルダ学院シリーズのキャラも出てきて、ずっとニヤニヤしっぱなしの1冊でした。

    0
    2012年01月09日

    Posted by ブクログ

    物語のアイデアはなかなか面白かったです。
    でも、少し、ん?と思う出来事があったりしました。もう一度読むほどではないことと、絵が少し残念だったので★3つ。

    0
    2012年07月31日

    Posted by ブクログ

    “「ロッテさんは何の役ですの?」
    エリーゼは無邪気な仕草で首を傾げた。とっさに答えられずにいるロッテシアを、優越感を隠し切れない瞳で見つめる。
    「……死体、よ」
    それを言うのにはずいぶん力が要った。でも言わないでいるのは負けを認めるようで嫌だった。
    「死体?」
    エリーゼはたちまち痛ましげな表情になったが、その前に一瞬だけ笑みが宿ったのを、ロッテシアの目は見逃していない。ナイフとフォークを握り締めた手がぎりぎりと痛む。
    「なんだか悪いことを訊いてしまったみたいでごめんなさい。ロッテさんなら、てっきりちゃんとした役が付いているものとばかり……」
    「死体だってちゃんとした役よ」
    「まあ、そんなふうに思えるなんて役者の鑑ですわね。わたくしだったら泣いてしまいますわ。でもそうですわよね、死体役だって誰かがやらなくてはいけないんですもの。誰もがヒロインになれるわけではないのだから」
    「そうね、さすがにヒロイン役には実力が必要だと思うわ。ヒロインの侍女役くらいまでなら、それ以外の理由で手に入るかもしれないけど。ああ、でも逆に、死体役ってのが絶対できない人もいるかもね。目立ちたがりで、自慢や厭味を口にしないと気がすまなくて、いざとなったらすぐ泣く人とか。そんなうるさい死体ってないもの」”[P.86]

    夢に真っ直ぐなロッテシアが良いなぁ。

    “「ロッテ殿」
    呼ばれて振り返ると、目の前にいきなり花が咲いた。視界が愛らしい薄紅色に包まれ、仄かな甘い香りが漂う。ロッテシアの顔よりも小さい。冬薔薇の花束だ。
    「おめでとうございます」
    それを差し出したサーディは、少し恥ずかしそうに微笑んだ。この大きさが彼の買える精一杯だったのだろう。彼はダンサーの勉強をしつつパン屋で働き始めたものの、その収入はまだけっして多くない。
    「死体役に花束なんて大袈裟よ……」
    ロッテシアは素っ気なく言ったつもりだったが、その声は自分でもわかるほど震えていた。語尾がふにゃふにゃと潤み、体に渦巻く熱が瞼に集まってくる。
    「誰も観てない役なのに」
    ごまかすように言い足すと、サーディはふわりと微笑んだ。
    「私は観ていましたよ」”[P.238]

    0
    2012年04月04日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    前作「聖グリセルダ学院」シリーズよりかは面白かったですが、やっぱり、その前の「横柄巫女と宰相陛下」の方がよかったなぁ。同じ世界観で「聖グリセルダ学院」のちょっとあとのお話。

    ノンノとアマリアは大人になって出て来ましたけど、それ以外のキャラとしては、ティエサとキアスは名前だけ登場(ノンノとアマリアの偽名でした。)。ノンノは前作で力を全く出せてなかったですけど、今回は操られているとはいえ、強いノンノでした。

    吸血鬼一族のサーディに生け贄として捧げられたロッテシア。ロッテシアの打算で一緒に行動してましたけど、サーディがいい子で、だんだんロッテシアが嘘をつかなくなってきたのは、なんかいいなぁって。

    追いかけてきたウィンディネとも最終的には和解みたいになって、ちょっとだけ、三角関係っぽくなってるところ見たかったです。

    それにしてもキャラの名前が、なんかどっかで聞いたことがあるなぁって思ってたら、ロッテリアにサーティーワンにウェンディーズって・・・。安易。

    0
    2012年01月31日

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