三浦綾子 電子全集 ちいろば先生物語(上)

三浦綾子 電子全集 ちいろば先生物語(上)

550円 (税込)

2pt

4.3

虚飾のない、血のかよった人間味溢れる「ちいろば先生」こと榎本保郎牧師の姿を描く、伝記小説。

貧しい家庭に育ち、家の手伝いをしながらも、中学に合格し、積極的な活動をしていた榎本保郎。しかし満州から復員してから、虚無に陥り、生きる目的を失ってしまう。苦労して同志社大学神学部の聴講生になったものの、自殺騒動を起こしてしまうのだ。徐々に落ち着きを取り戻し、神学部にも復学し、神への献身を決意するのだが・・・。

自らをイエスの乗り物、小さいロバに擬し、生涯を伝道に捧げた榎本康郎牧師の壮絶な生と死を綴った伝記小説。

「三浦綾子電子全集」付録として、主人公・榎本保郎の弟・栄次氏が新潟の高校校長になったときの三浦綾子のお祝いの言葉を収録!

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  • 三浦綾子 電子全集 ちいろば先生物語(上)
    550円 (税込)
    虚飾のない、血のかよった人間味溢れる「ちいろば先生」こと榎本保郎牧師の姿を描く、伝記小説。 貧しい家庭に育ち、家の手伝いをしながらも、中学に合格し、積極的な活動をしていた榎本保郎。しかし満州から復員してから、虚無に陥り、生きる目的を失ってしまう。苦労して同志社大学神学部の聴講生になったものの、自殺騒動を起こしてしまうのだ。徐々に落ち着きを取り戻し、神学部にも復学し、神への献身を決意するのだが・・・。 自らをイエスの乗り物、小さいロバに擬し、生涯を伝道に捧げた榎本康郎牧師の壮絶な生と死を綴った伝記小説。 「三浦綾子電子全集」付録として、主人公・榎本保郎の弟・栄次氏が新潟の高校校長になったときの三浦綾子のお祝いの言葉を収録!
  • 三浦綾子 電子全集 ちいろば先生物語(下)
    550円 (税込)
    自らをイエスの乗り物、小さいロバに擬し、生涯を伝道に捧げた榎本康郎牧師の壮絶な生と死を綴った伝記小説。 「イエスを乗せて世界の涯までも歩む小さなロバでありたい」との決意のもと、日曜学校や保育園を設立し、妻・和子とともに、貧しい生活の中で伝道活動に身も心も捧げていく榎本保郎。京都から今治に移ったのち、アシュラム運動の発展にも尽力するが、その体は確実に病に蝕まれていった・・・。 虚飾のない、血のかよった人間味溢れる「ちいろば先生」こと榎本保郎牧師の姿を描く、伝記小説。 「三浦綾子電子全集」付録として、夫・三浦光世氏による「創作秘話」を収録!

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    Posted by ブクログ

    熱血教師が恩師たちとの出会い、戦争体験を通じて信仰に目覚める過程を丹念に描く。
    前半、軍国主義にとらわれていくところはステレオタイプ、単調に思われたが教徒の戦友の生き様に心打たれ、キリスト教に興味を持っていく。
    やがて終戦、人生に対する迷いを主人公榎本信郎はどう解決していくか。

    0
    2025年07月06日

    Posted by ブクログ

    信仰のために私が十字架にあがる時は是非あなたに押し上げてほしいと願っています。
    過去に私を理解してくれたあなただからこそ、その役目を担うにふさわしいと思っています。
    でも何も気負う必要はありません。ぼくのことなんかすっかり忘れてもいい。ただ私の信仰が本物であれば自然と神が導いてくださります。

    0
    2025年06月01日

    Posted by ブクログ

    榎本保郎の話。
    保郎の父は、生まれたこの子に対し、尼僧に名付けを依頼した。保とは、請けあう、引き受けるという意味で、男らしく何もかも引き受ける人間になってほしいと思い、これに決めたそうだ。
    保郎の家は駅の真前にあり、切符などや雑貨を扱っていたが、貧しく、父母ともに日中は野良仕事だ。ろくに面倒もみれな

    0
    2021年07月14日

    Posted by ブクログ

    ちいろば先生こと、榎本保郎先生の宣教生涯が描かれた本です。ちいろば先生でも、最初はキリスト教に疑問を抱いた。でもそれを克服して偉大な教師となった。何回でも読んでいろいろ学びたい一冊です。

    0
    2009年10月04日

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