分析哲学入門

分析哲学入門

1,815円 (税込)

9pt

英語圏の国々では現代哲学の主流であり続ける分析哲学。しかし、日本ではその存在感は薄い。その現状が「限りなく号泣状態に近いくらい悲しい」と嘆く著者による、渾身の入門書。「ある」とはどういうこと? 「知っている」とは? 「心」とは? 「物」とは? 分析という「理屈」を武器に、そしてユーモアを隠し味に、哲学的思考へとあなたをいざなう快著! (講談社選書メチエ)

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分析哲学入門 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    再読。ただし、初めて読んだときの印象はあまり覚えていない。今回読んだ感想としては、全体的にわかりやすく書かれていて、読みつかえることは少なかった。ただし、例え話が多すぎてちょっと読みづらいと感じた部分もあった。とはいえ、これは書き方についての個人的な好みの問題で、ふつう話が抽象的になりすぎて分からな

    0
    2021年04月28日

    Posted by ブクログ

    分析哲学でよく取り上げられる認識論や論理学について,数多くの具体例から説明。現代であれば記号で簡単に表示できるところを全て文章で表しているための読みづらさはあるかもしれない。

    0
    2025年04月21日

    Posted by ブクログ

    入門書としてはかなり優れているとおもう。初心者の私が何か掴んだ気になれたので。
    前提知識が要求されていたりするが、それでも。

    0
    2022年11月27日

    Posted by ブクログ

    同一性の携帯電話のところとかで、著者のあげる例から著者と逆に方にうなずけた。
    身近なところに疑問の余地が、余地と言うより広大な口を開けて広がってる感じがして面白かった。
    ところどころに出てくる断言に、どこに疑いを向けてどこを自明の前提にするかは「人それぞれ」の印象も。

    0
    2015年07月05日

    Posted by ブクログ

    前書と違い、幅広いテーマを4つに分け、それぞれ詳しく解説している。一通り読むと、分析哲学のオーバービューが得られると思う。ただ、前書に比べてかなり難しく、また、そもそも分析哲学自体が難しいというか、ちまちまと細かく理屈をこねる傾向の学問なので、前書かWebで頭を少し慣らしてから読んだ方が良いと思う。

    0
    2012年02月04日

    Posted by ブクログ

    Quarkをすでに一般的には定着している「クウォーク」を使わずに、分析哲学者の間で定着しているという「クワーク」を使うところに違和感と拒絶感を感じます。これは分析哲学という開かれたものであっても、やはり自分たちのカラの中でこねくり回すことに心地よさを感じているのではないかと感じてしまうからであります

    0
    2013年03月21日

    Posted by ブクログ

    分析哲学について平易な言葉でまとめられた本。

    比喩を使ったりしていて、展開としても読みやすい。
    ただ、ほぼ文章だけであるためか、最後の方のこみいった話になると難しかった。

    0
    2013年01月29日

    Posted by ブクログ

    非常に平易な言葉で書かれた概説書

    抽象表現とか効率性・厳密性の高い表現が好きな人にとっては冗長に感じると思うが、門戸を広げることに成功している点で1つの形だと思う。
    実際、書いてある内容も他の入門書に特に劣ると感じることはなかった。

    0
    2012年10月22日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    知っていることが多かった。
    むしろ冒頭の冗談、「限りなく号泣に近いぐらい」という表現が一番面白かった。限りなく数学に近い知識であったので曲がりなりにも数学を専攻したわたしには限りなく常識に近いほど自明の知識であった。

    0
    2015年07月18日

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