耳袋秘帖 木場豪商殺人事件

耳袋秘帖 木場豪商殺人事件

660円 (税込)

3pt

3.7

強引な商法で、ここ数年急激にのし上がった木場の材木問屋“日野屋”。辣腕で鳴らすこの豪商がつくった複雑怪奇な「からくり屋敷」で、人が死んだ──。美しき手妻師、負け知らずの怪力女、“蘇生した”寺侍らが入り乱れ、あやかしの難事件が幕を開ける! 江戸の「大耳」こと、根岸肥前が活躍する「耳袋秘帖」殺人事件シリーズ第14弾。文春文庫オリジナルの書き下ろし時代小説。

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耳袋秘帖 木場豪商殺人事件 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2013年08月29日

    いろいろな仕掛けをした耳袋シリーズ
    何でもオミトオシの根岸奉行
    アチ子と裏の付き合いの多い根岸奉行
    取り巻きも変人が多く妙なこだわりで
    話が右往左往しているようで、最後は
    一つの謎を解くとすべてが解明される
    ・・・侮れない作品です

    0

    Posted by ブクログ 2021年09月01日

    耳袋秘帖・殺人事件シリーズ第十四作。
    シリーズ作品で読み忘れているものを少しずつ読んでいく。

    南町奉行・根岸肥前がこれまで探索の合間に耳にした不思議な出来事を挟みつつ、ちょっと不思議な事件に遭遇していく。
    こちらは坂巻&栗田コンビが主に出て来るが、時折椀田&宮尾コンビも出て来る。
    栗田は妻・雪乃の...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2012年11月18日

    第十四弾
    いつもながらの話
    今回は凝った展開かと思えば一番単純、しかし兄妹・肉親の情が
    途中色々な話が入りながら一気に進む」

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2014年06月29日

    双子話。
    江戸の頃、双子は(特に商家では)忌み嫌われていたというのが判る話だった。
    宮部みゆきさんの三島屋変調百物語にあった双子の話を
    チラッと思い出したりして。
    あっちの話は女の子だったけど。

    双子に加えて手妻の話。
    あんなからくり屋敷がホントにあるなら見てみたかった。
    でもって今度は手妻師にモ...続きを読む

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2012年09月10日

    相変わらずおもしろい!
    事件解決後の登場人物のちょっとした話もいい!
    栗田さん雪乃さんおめでとう!双子の女の子ってこれから大変そうだけどこの子供たちが絡む話も今後出てくるのかなぁ?楽しみ!

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2018年09月01日

    手妻の得意な隠居が新しい隠居家で首の骨を折って死んでいた。そこで根岸が栗田と坂巻と調べに。
    その家の特殊な設計と建築に関わった日野屋の主人が殺された。そうすると、瓜二つの双子の弟が出現。
    日野屋を調べるとおかしな事件が。。。。

    日野屋の仙台の妾の双子だった兄弟が、その育ち方で性格が違って成長した。...続きを読む

    0

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