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Posted by ブクログ 2019年11月17日
スクールカーストのことは大変興味深い。誰でもどこかのグループには位置している。スクールでなくても、2人以上人がいれば極端でなくてもなんとなくカーストは作られる。自分は小学校高学年から中学まで場面緘黙を発症して、この本の表現だと「どのグループにも入らない最下層」を経験しているため、かえって冷静に観察で...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年03月05日
現高校生の者です。少し、自分の経験と照らし合わせながらスクールカーストについて書いてみたいと思います。
僕は、中学生の時どちらかといえば下位層でした。成績は良かったので、完全なる最下位層になることはありませんでしたが、劣等感というのは感じていました。スポーツも得意で無かったですし。
そんな僕に、中...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年02月22日
スクールカーストの実態を一冊の本にまとめたのは評価されるべきで、内容も示唆に富んでいます。
中学・高校での人間関係はサバイバルだと感じますし、僕らの時とは質が違っています。カースト序列を変更する手立ては(今のところ)無くて、カーストそのものを廃する方法も分かっていない……。人間関係を考えれば、仲の良...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年12月24日
〈メモ〉
生徒と教師はほぼ同じように教室内カーストを観察しているがその解釈を異にしている。すなわち、生徒はそれを固着化した「権力」関係と捉えるが、教師は生徒それぞれの「能力」の問題へと帰着させる。教師は「能力」ヒエラルキーを学級運営に利用するが、生徒はそれを、教師による「権力」へのおもねりと受け取る...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年12月17日
本田由紀さんによる追加考察
①「スクールカースト」のような集団間の上下関係が最も顕在化するのが教室内であるならば、その教室の構造にこそメスを入れる必要があるのではないか。
②「スクールカースト」が顕在化するのが教室内であるとしても、自分(たち)の押しの強さや有利な立場をよいことに、他者に敬意を払...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年11月19日
本屋さんで目についたタイトル。学校内で暗黙の了解内で形成されるランク付け。この”上がれない”・”落ちたくない”と言うパワーバランスの苦い経験はよくわかる。本来なら無い方が幸せだと思うが、人間の個性から考えると仕方がないとも思う。ただ、このインタビューに答えていた先生がこのカーストに肯定的な意見を語っ...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年02月03日
「いじめ」という問題ではなく、「スクールカースト」という現象として教育の現場を探求していく一冊。
感情論になりがちなテーマに対し、アンケートやインタビューを用いた定量、定性の両角度から考察を行っている点は評価できる。(後半の教師陣の意見は極端すぎるとおもうが笑)
そもそも群れを作る動物は狼であれサ...続きを読む
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