変調二人羽織

変調二人羽織

550円 (税込)

2pt

東京の夜空に珍しく一羽の鶴が舞った夜、一人の落語家・伊呂八亭破鶴が殺された。舞台となった密室にいたのはいずれも破鶴に恨みを抱く関係者ばかり。捜査で続々と発覚する新事実。そして、衝撃の真相は――。伝説的探偵小説雑誌・幻影城の第3回新人賞を受賞した初期の傑作「変調二人羽織」を含む、読者を唸らせる連城ミステリー傑作5編を収録した永久保存版。

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変調二人羽織 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    初期の本格ミステリを5編収録した短編集。

    どの作品も論理と叙情を両立させたクオリティの高い短編です。
    物語の着地点を予想させない、読み手の意表をつくテクニックが群を抜いていて、犯人当てを楽しむよりもただただ作者の描く豊饒な物語を堪能するばかりでした。

    心に残ったのは表題作「変調二人羽織」と「六

    0
    2018年04月16日

    Posted by ブクログ

    1.変調二人羽織
    最後の独演会の高座で死んだ、
    落ちぶれた落語家。
    自殺か、他殺か。
    他殺なら、犯人は
    不可能な犯罪を犯した事になる。
    著者の魅力溢れるの美しい文体。
    探偵役の刑事の視点で描かれる部分は
    ユーモラスで雰囲気のある作品との
    融合が面白い。
    だが、ミステリとしての満足度は
    高くなかった。

    0
    2017年02月11日

    Posted by ブクログ

    連城マジック炸裂。ミステリ色全開です。どれも本当に素晴らしかった。

    変調二人羽織
    ある東京の扉
    六花の印
    メビウスの環
    依子の日記

    表題作は甘美な文章が癖になります。捻りまくった展開に翻弄されます。

    ある東京の扉は変則的な一編。ユーモアが効いてます。

    お気に入りは六花の印。これ超連城。力業決

    0
    2015年11月18日

    Posted by ブクログ

    極上の短編5作品。

    一番好きなのは「六花の印」
    明治と現代の物語を交互に紡ぎ、最後に明らかとなる真相は目が覚めるほどの。それに至る伏線も細かい。

    男と女の肉体の交わりにもこの様なものがあるのかと新たな思考に気付かされる。すげえ!

    0
    2011年02月06日

    Posted by ブクログ

    今まで読んだ連城三紀彦作品の中でも一番好みの話が揃ってたかも。依子の日記はじわじわきますね。各々の思惑や感情が同じ方向ではなく、そういった要素がさらに異常さを引き立てたと言うか。何作か読んでるのでこれでは終わらないだろうと思いながら読むのだけど、結局、さらに斜め上の結末で驚かされる。そうしたお話の構

    0
    2022年08月22日

    Posted by ブクログ

    変調二人羽織
    ある東京の扉
    六花の印
    メビウスの環
    依子の日記

    依子の日記 が心に残りました。

    0
    2014年09月18日

    Posted by ブクログ

    「変調二人羽織」と「依子の日記」がよかった。
    つまらぬ男のエゴに翻弄される「依子」が崩壊していく様がなんとも悲哀的。どんでん返しの嵐のため、終着点が読めないのが面白い。

    0
    2013年06月02日

    Posted by ブクログ

    「変調二人羽織」は、二十代の頃に読んだはずなのだが、幸いにも殆ど内容を覚えていなかったため、改めて新鮮な気持ちで楽しめました。

    それにしても、トリックの意外性と無数にある丁寧な伏線は、毎度毎度、素晴らしいと思ってしまう。表題作にしても、本当に巧妙に入っているので、これは見逃してしまう。円葉のしくじ

    0
    2021年07月04日

    Posted by ブクログ

    『誤って薄墨でも滴り落ちたかのようにゆっくり夜へ滲み始めた空を、その鶴は、寒風に揺れる一片の雪にも似て、白く、柔らかく、然しあくまで潔癖なひと筋の直線をひきながら、軈て何処へともなく飛び去ったのだと言う』

    ミステリ史に残る書き出しといえば、ウィリアム・アイリッシュ『幻の女』。あの洒落た雰囲気とリズ

    0
    2020年12月31日

    Posted by ブクログ

    内容(「BOOK」データベースより)
    東京の夜空に珍しく一羽の鶴が舞った夜、一人の落語家・伊呂八亭破鶴が殺された。舞台となった密室にいたのはいずれも破鶴に恨みを抱く関係者ばかり。捜査で続々と発覚する新事実。そして、衝撃の真相は―。伝説的探偵小説雑誌・幻影城の第三回新人賞を受賞した初期の傑作「変調二人

    0
    2020年05月15日

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