ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
3pt
「俺は聞いてない」「私はそんなこと知らないぞ」――上司や取引先の人にこう言われて、困った覚えのある人は多いはずだ。昨年の東日本大震災の福島原発の有事でも、当時の首相・管直人氏が「俺は聞いてない!」といって、東電の現場を混乱させたという話がまことしやかに伝わってきている。この「俺は聞いてない」発言の裏にある心理状況や、そういった「知りたがる」人たちの「聞いた・聞いてない」の裏にある「メンツ」、さらには「セクショリズム」などの日本の企業社会に潜む問題にも焦点をあてる。
ブラウザ試し読み
アプリ試し読みはこちら
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
日本人独特の「場」を大切にするという人間関係の在り方(=中枢にいる本当の意味の権力者はいない。日本人のトップというのは権力者ではなくて配下の気持ちをまとめる調整者。心理学者の河合隼雄氏は「中空構造」といっている)によって文化が成り立っているために、日本では欧米と違って個人に明確な業務の境界がひかれて...続きを読むいない(職場によって助け助けられながら仕事をまわす)、能力な突出した人にもダメな人にも一定範囲で点数をつける人事評価、根回しという文化、コンプラ通報者などいちど職場仲間を非難するような行動をするとメンバーからのけ者にされてコンプラ通報者のほうこそが苦難に陥る構造、物事の正当性よりは名誉を守るほうが大切なことなど、何に私たちが規定されているのかがとてもよくわかる本。面白かった。また再読したい。
日本的組織の問題点や日本組織とは何なのか詳しく書かれており一読する価値がある。日本的組織をどう使えばうまくいくのかがよくわかる。
最初の章のほうだけがタイトルの内容で、後半は別の話題になるという新書の典型本だった。 けれど「俺は聞いてない」っていうのは、どういう心理で発せられるものなのかがわかってよかった。 このタイトルのような人への接しかたに苦しんでいる人は一読するのがオススメ。(ただ最初の2章まででいいとおもう。)
なぜ怒り出すのか? →日本においてのコミュニケーションは良好な関係を保つための手段であるがゆえに、あいまいになるからこそ俺は聞いていない土壌が生み出される ロジカルシンキングを駆使すると場から排除される危険があるので、適切に用いる必要がある 私たちは相互協調的自己を生きており、どうしても仕事上の本...続きを読む来の目的よりも関係性を気にしてしまうという習性があることを意識しておくことが課題志向へのシフトの第一歩
表題の人って、寂しがり屋なのね…。って部下や、周りの人が優しくなれたら世界は穏やかに回るのだろうか…。しかし、それ位の心の余裕が無いと付き合っていけない?
コミュニケーション不全から来る軋轢について記述した一冊。 とかく、権威を振りかざしたがる旧来の上司の対応に苦慮してる人にはお勧め。
上司の生態とはわかりにくいものである。 とにかく知らされたい、生き物なんだ。 報告がないと疎外感があるのだ。 孤独な生き物かもしれない。
言っていることはわかりますが、なんだか欧米バンザイに見えなくもないかなという内容ではありました。実際書かれている内容に該当することは多々ありますけど、なんだか悪い側面だけ取り上げている感じ。 欧米形式のコミュニケーションは物事をはっきりいえる分よいこともありますが、集団の力に頼れない部分もある。日本...続きを読む式の経営では物事の決め方が遅いというのは事実ですし、そこは否定しませんが、硬軟おりまぜて、いいとこどりで仕事を進めるのが正しいかな。と、思ってます。すべてがすべてうなずけるという内容ではなかったですね。
レビューをもっと見る
新刊やセール情報をお知らせします。
「俺は聞いてない!」と怒りだす人たち
新刊情報をお知らせします。
榎本博明
フォロー機能について
「朝日新書」の最新刊一覧へ
「社会・政治」無料一覧へ
「社会・政治」ランキングの一覧へ
イクメンの罠(新潮新書)
一流は知っている! ネガティブ思考力
「上から目線」の構造
薄っぺらいのに自信満々な人
お子様上司の時代
怒ってばかりの毎日が変わる! 子どもへの「怒り」を上手にコントロールできる本
「おもてなし」という残酷社会
親が「これ」をするだけで、子どもの学力は上がる!
「榎本博明」のこれもおすすめ一覧へ
一覧 >>
▲「俺は聞いてない!」と怒りだす人たち ページトップヘ