沿線風景

沿線風景

691円 (税込)

3pt

3.8

鉄道とバスを乗りつぎ、移ろう車窓の景色に眼を凝らし、降り立った土地の食を楽しみ、関連する本に思いをめぐらす。昭和の雰囲気を忠実に残す郊外の団地、天皇や皇族にちなんだ場所、宗教施設やその跡地、さらに浅間山荘、旧上九一色村など戦後史の重要な舞台を訪ね、読書と旅の風景をつなぐ日帰り“書評”エッセイ。(講談社文庫)

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沿線風景 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2016年10月01日

    単行本持ってるんだけど、古本100円ってのと加筆ってのにひかれて買っちゃった。紀行+書評ってふれこみやけどまぁほぼ紀行かな。書評期待して読むとハズレやろうけど、紀行としてはおもしろい。マニアック過ぎず、高踏過ぎず、アカデミック過ぎず、スゴいいい線ついてきてると思うんだよね。

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    Posted by ブクログ 2013年09月05日

     週刊誌に連載していた書評エッセイをまとめたものが単行本化され、それが文庫本になったもの。書評の内容もあるのだが、その書評よりもメインはむしろ著者の日帰り電車紀行。書評を強引に旅の記録に結びつけているものがあるが、それは著者も言及している通りで、いろいろな所へ行ってみてそこで体験したり思ったことと、...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年08月04日

    政治思想史研究者で鉄道オタクでもある原武史先生が、主に関東近郊に鉄道の小旅行をしながら新刊紹介をするという週刊現代での連載をまとめた本。
    出かける先は、ご本を書かれている皇室関係、団地関係、西武関係のところが多いですが、自分が子供のころに家族旅行で行った場所を再訪するなんていうノスタルジックな回もあ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2014年01月05日

    政治思想史を専門とされている原武史さんによる書評。書評と言っても、必ず電車に揺られて小旅行をする。昼時には概ね麺類を注文する。訪れた土地の郊外団地について考察がなされ、また、天皇とその土地の関わりが語られる。
    なんだか、とってもユニークな本。
    好きだなぁ、こういう感じ。この人の他の本も読んでみたくな...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2014年01月18日

    後書きで「私の本職は、日本政治思想史の研究である。」と云われる原先生。「大正天皇」「昭和天皇」などの著作もある。鉄道好きでも有名。
    主に東京近郊に鉄道やバスで出かける。あさま山荘や三里塚、上九一色村など昭和、平成の事件となった舞台や天皇の御用邸、大規模団地など。
    小さな旅行記の中で、本が紹介される。...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年04月23日

    「滝山コミューン一九七四」以降、団地の文化論の専門家のように思われている(?)著者が「週刊現代」に連載していた書評エッセイの文庫本化。単行本にはなかったドリームランドとよみうりランド編がついてます。
    書評というよりも、電車で訪ねる東京近郊ワンデイトリップという感じです。

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    Posted by ブクログ 2013年02月27日

    なんか3☆にしてしまったけど、結構好きな本といまになって思う。なんといってもコンセプトが自分向き。電車乗って、何か読んで何か食べて…。力が抜けているような気がするので、こちらも何か3☆くらいでおさめちゃった。あまり考えていないからね。
    ポーランドとかゼミの郊外実習で奈良とか例外はあるが、基本的に首都...続きを読む

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