下流の宴

下流の宴

小説・文芸
827円 (税込)

4pt

東京の中流家庭の主婦として誇りを持つ由美子。高校中退の息子が下品なフリーター娘・珠緒と結婚宣言をしたことで「うちが下流に落ちてしまう」と恐怖を覚え、断固阻止を決意する。一方、馬鹿にされた珠緒は「私が医者になります」と受験勉強を開始。愛する息子を取り戻すため、“わたしの”家庭を守るため、専業主婦・由美子の闘いが始まる…。新聞連載時から話題を呼び、主演・黒木瞳でNHKドラマ化も。切実な女の闘いと格差社会を描いた、傑作ベストセラー小説!

詳しい情報を見る

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    文藝春秋
  • 掲載誌・レーベル
    :
    文春文庫
  • タイトル
    :
    下流の宴
  • タイトルID
    :
    201268
  • ページ数
    :
    504ページ
  • 電子版発売日
    :
    2013年03月08日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

下流の宴 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    自分自身が、地方からそこそこの私立大へ上京した経験があり、いわゆる“中流”から、離婚してシングルマザーになった“下流”へ落ち、そして今また再婚し“中流”へ戻りつつある——
    そんな人生を歩んできたからこそ、この物語の描写が驚くほど解像度高くて驚いた。
    主人公の由美子のような人に気に入られる娘時代を過ごし、離婚後には珠緒のように見下される経験もしてきた私には、登場人物の階層感が痛いほどリアルだった。また、子育てでも、そこそこ進学校のそこそこの成績だった我が子だから、安心していたら、思ったようにならない我が子の受験。その受験の解像度も高いので、できたら彼の大学受験前に読みたかった本であった。。

    0
    2026年09月27日

    Posted by ブクログ

    東京の中流家庭の主婦として誇りを持つ由美子。高校中退の息子が沖縄出身のフリーター娘・珠緒と結婚すると言い出し「うちが下流に落ちてしまう」と恐怖を覚え断固阻止を決意する。一方馬鹿にされた珠緒は「私が医者になります」と受験勉強を開始して…。

    0
    2025年05月17日

    Posted by ブクログ

    虚構だけどある意味リアルな内容。勉強できることが基準となる今の資本主義社会において、努力は重要だけど、努力しても這い上がれない境遇にいる人たちもいる。そんな社会問題を描いていると思った。

    努力しないこと、上昇欲がないことで「下流に落ちる」と登場人物は思っているが、思わぬ病気や事故で人生が一変することだってあるだろう。

    0
    2024年12月01日

    匿名

    購入済み

    読み切った

    たくさんレビューがある昨日です。30年ほど林真理子先生のファンです。文体がだいぶ古臭くなってしまいましたが、嫌な人を描くのは相変わらず上手です。この昨日発表時、今ほど無気力な若者って取り沙汰されてなかったからすごい。

    0
    2024年10月18日

    Posted by ブクログ

    面白かった。由美子がそのまんまウチの母とそっくりだった。珠緒の母や由美子の夫の発言がしっくりきた。福原家の続きが気になる。

    0
    2024年03月26日

    Posted by ブクログ

    面白かった。
    自分の母親が由美子と同じタイプだったので、私は可奈のような価値観で育ち、けれどある時から自分自身の性格とその価値観が折り合わなくなって、翔のような無気力な人間になってバイトを点々とし、さらに何年も経ったのちに悔しさから珠緒のように奮起して1からやり直し、そんな過去を振り返った現在、父親と同じような考えに至っていたから、とてもリアリティを感じた。
    登場人物それぞれが片寄った価値観を持っているけれど、それのどれもが本人の持って生まれた性格や環境や人間関係や時間が作り上げたもので。だからこそ、その個々の作り上げてきた価値観は、このお話の中でイヤな女として描かれてた由美子や可奈ですら、本当は大きな間違いがあったわけではないとは思うのだけど。ハッキリとした悪がなくても、いつか大きな間違いになってしまうことは、人生の中で往々にしてあるよねと。読後、大きく心が動くような感動があったわけではないけれど、じんわりしみじみ考えてしまうような本でした。

    0
    2023年09月24日

    Posted by ブクログ

    やっぱり、めっちゃ面白い。中学生くらいの時から、何故か唯一何回も読み返している本。
    やっぱり林真理子さんの描く、"どこにでもいそうな嫌な女"像が大好物だし、何度読んでもおもしろい。
    最終的なストーリーの展開も、ああこうなるのか…と有無を言わせないラストにむずむずするような、スッキリするような。教訓として考えさせられるところもあり、人間の醜い感情に考えさせられるところもあり、という感じ

    0
    2022年02月08日

    Posted by ブクログ

    がんばる人がんばれない人、っていう対比。わたしはどっちだろうって考えて、どちらにもなると思った。私から見てがんばりすぎてる人を思い浮かべると、たしかに劣等感や責められている気持ち、その人がいることで自分の評価が相対的に下がることへの妬み、少なからずある。逆にもっとがんばろうよとかこうしてみたら楽しいよって言いたくなる人もいる。そういう人とは結局話が合わないし一緒にいると世界が狭まる感覚がある。

    この気持ちみんなどう処理してるんだろう?みんな同じような気持ち抱えてるけど隠してるのか、人格者はそうならないのか。

    生活レベルのことだけじゃなく、よりがんばりたいっていうのもキリがないよね。がんばっているのが正義になってしまったら、永遠に自分を認められない。珠緒はそうじゃないと思う。天性の(?)100%人と比べない幸福の感じ方。珠緒の台詞には人と比べて自分を卑下したり立場が上と感じたりそういうのはなかった気がする。

    珠緒に勇気もらったなぁ。
    あと、うまく言えないけど珠緒っていうキャラクターが本の中の人って感覚があまりないかも。珠緒に出会わせてくれてありがと〜林真理子さんって言いたくなる。

    0
    2021年09月20日

    Posted by ブクログ

    うわー面白い!

    こんな親にはならないし、子どももこうは育たないとは思ってはいるけど、紙一重だわ。
    私自身の環境に似てるところがあって、身につまされる…

    0
    2021年02月04日

    購入済み

    「そこそこの大学を卒業→それなりの収入のある男性と結婚→子供を産む」という生き方が幸せかというとそうではない。人はどんな環境にいようと、慢心することなく努力し続けることが大切さだということを筆者は言いたかったのかなと思いました。

    登場人物それぞれに共感できるものがありますが、「こんな人、いるかなぁ?」と思うような極端なキャラ設定は面白く、楽しく読めました。

    1
    2014年04月12日

下流の宴 の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    文藝春秋
  • 掲載誌・レーベル
    :
    文春文庫
  • タイトル
    :
    下流の宴
  • タイトルID
    :
    201268
  • ページ数
    :
    504ページ
  • 電子版発売日
    :
    2013年03月08日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

文春文庫 の最新刊

無料で読める 小説

小説 ランキング

林真理子 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す