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Posted by ブクログ 2013年07月10日
魔術にとり憑かれた建築家が建築し、その直後館内の一室でその建築家が自殺を遂げた洋館「魔神館」。
その建築家を崇拝し、自らも建築家である現在の館の主人に呼び寄せられた11人の人々。
主人を含め、彼らは十二星座それぞれ異なる星座の生まれ。各々の部屋には星座の名が冠され、玄関ホールには巨大な魔神像を崇める...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年09月17日
作中で推理小説作家をこき下ろし、その読者をも否定しているだけあって、普通の推理小説とは一線を画す内容です。
タイトルの通り「館」がテーマで、山奥の洋館が舞台でかつ台風で閉ざされる、言ってみれば典型的なクローズドサークル。でも最も探偵向きな人物は事件に興味を示さず、その犯行もかなり特殊です。このオチは...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年03月18日
読者を楽しませる趣向がこらされた作品で
ベタといえばベタだけど、読んでいてワクワクしたり
ニヤニヤしたりすることに事欠かない楽しい作品。
信州奥地の謎の洋館、麦わら帽子を被った元気な僕っ娘
メイド服を着たメイドさん、変人の天才、
雰囲気作りのギミックがてんこ盛り。
その分どこかで見た感もゼロでは...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年10月25日
「果てしないもどかしさを覚える。皆どこかで、何かを見落としている。いつ?どこで?誰が?何を?どうした?世界はこの五つの問いの上でしか成り立っていない。たった五つ、しかとその内のどれか数個の勘違いで犯人を見失っているはずだった。見つけなければならない。もう、事件を解決しなければならない。誰かではなく、...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年10月01日
ヒロインが僕っ子、「やっふー」だの「はふー」だの、苦手な人、つまり私には受け付けない口癖を持つので読むのがしんどかった……。ストーリーは面白かったけど、トリックは割と早く解りました。それしかないじゃん!って感じ。僕っ子ヒロインを周囲の人間が無条件に受け入れ、可愛がってるのが不思議。かなり好みが分かれ...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年02月24日
久々に推理小説を読みました。
メフィスト系をよく読んでいた大学生のときのことを思い出しました。
ノベルスの時もそうだったけどこういこういうミステリーって、キャラクターを好きになれるかどうかが、結構読み進めるポイントな気がします。
その点、この作品の3人はなかなかチャーミングでした。まぁ若干、ラノ...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年02月14日
山奥の不気味な館に人が集められ次々と殺人事件が起こるという、わりとよくある感じの推理小説として始まりました。
オチが、伏線は会ったものの、非常に意外なもので唖然としてしまいました。ちょっとこれはどうなのだろうと思いましたが、面白かったとは思います。
不気味な館の雰囲気はよく出ていましたし、所々...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年10月10日
嵐で孤立する洋館という、ごくありがちなミステリの舞台での話。
舞台設定や登場人物設定に特別凝ったことはないが、作品全体を通して感じさせる、何とも言えない気持ちの悪さが良い。
読み始めは、ヒロインの空気の読めない感じが、全体の雰囲気と相反して浮いたイメージ。中盤まで読んでいく頃には事件の不気味さと...続きを読む
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