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交代人格(多重人格)、自分が誰だかわからなくなる健忘、現実感覚の喪失と自傷など、多彩な症状を呈する解離性障害は、近年急速に注目を集めている。本書は、数多くの事例をもとに、症状の現われ方からその理解の仕方、治療法までを幅広く解説する。解離をめぐるトピックスや最先端の治療スタイルについて紹介したコラムなど、幅広い視点から「解離性障害」にスポットを当てる。患者さんとそのご家族だけでなく、治療に関わるスタッフと専門家、すべての臨床家にも読んで欲しい一冊。
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Posted by ブクログ
症例が多く、それらを読むだけで勉強になった。統合失調症との違いについてページを割かれている印象で、解離性障害と統合失調症における幻聴の違いなどが具体的に解説されていた。あくまで一般向けに書かれた本だが、よくこれだけシンプルにまとめられたなと思う。昔から話せる人がいなかったために自分の中で内的な対話が...続きを読む進み、それが別の人格を作り出すというのは確かにそうなのかなという印象。人格を統合させることが目標ではなく、交代人格が眠った状態になるイメージというのは理解はできるものの、まだ素直に受け入れられない部分がある。
統合失調症や人格障害に比べ、馴染みのない解離性障害 その性質を実際の症例を基にした事例形式で分かりやすく解説していく。 特に役に立ったのは、統合失調症との対比で、解離性障害の原因と症状が鮮やかに示されていた。 非常にざっくりだが、その人内部の分裂が解離性障害、外部の認識の分裂が統合失調症 また、解離...続きを読む性障害に伴う行動としてリストカットを取り上げていたのも勉強になった。自己嫌悪以外の情から行う場合を想定していなかったため、理解を深めなければなぁ、と思った。 本書を読み終え、ふと考えてみると、「分裂病の少女の書記」の症状は、統合失調症ではなく、解離性障害の極北だったのではないかというか、発見、疑問が生まれた。 心理学の新しいフレームを得られて良かったと思う。
実際の症例が山ほど載ってて、他にない新鮮な入門書という感じで面白かった。個人的に真新しい情報はなかったけども「幻触」には衝撃受けた。そして何より、回復を目指している患者さんの葛藤と執念、治療者の方々の熱意を感じられて励みになった。
多数の事例を通して、解離性障害の没頭、健忘、離人の状態や、解離性障害の状態には心理的なものだけでなく身体・感覚的なものがあることが解説されている。これは個人的な問題なのだけど、子どものころから戯曲と著者多数の編集ものは集中しにくい。
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岡野憲一郎
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