僕らの口福ごはん

僕らの口福ごはん

726円 (税込)

3pt

4.0

小説家の陽平と会社員の和樹は一緒に暮らす恋人同士。ある日、陽平が大量の空豆を買ってくる。あきれる和樹を前に陽平は空豆を使い十の料理を作り始める。料理上手な陽平が指示して和樹が手伝い完成した料理は、まさに“口福”の味。陽平は他の食材でも十品作って小説に書くと言い出して――。
空豆と豚のトマト煮、鯛皮の湯引きポン酢、山葵のマッシュポテト、とうもろこしのかき揚げ。一つの食材から生まれた十の絶品レシピが、二人の日常を彩る。江戸時代の料理集『百珍物』から着想を得た、幸せでおいしい短編集。

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僕らの口福ごはん のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    一つの食材で10品を作る、お料理小説。
    空豆やじゃがいも、とうもろこしのヒゲを生で食べられるのは驚き。
    話に出てくる、「百珍物」については初めて知った。日本人の食に対する情熱と言うか、執念を感じる。

    話の中の同棲している二人は、しっかり関係性ができていて、小説家の陽平は料理上手でパートナーの和樹は

    0
    2024年01月13日

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