レトロ喫茶おおどけい

レトロ喫茶おおどけい

770円 (税込)

3pt

東中野の商店街にひっそりと店を構える〈喫茶おおどけい〉。昭和レトロなその喫茶店には、今日も悩みごとを抱えたお客さんが、偶然訪れる。元気で優しい老店主ハツ子と物静かな孫のハヤテ、二人のあたたかな接客に後押しされて悩みを打ち明けると、店の大時計が不思議な鐘の音を響かせ、店内の時が昭和時代へ巻き戻る。クリームソーダ、オムチキンライス、ミルクセーキ……絶品喫茶メニューと大時計がつなぐ過去が、生きづらさを感じるお客さんたちに前を向く力をくれる。懐かしくてほっとできる、五つのあたたかな物語。

...続きを読む

レトロ喫茶おおどけい のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    読み終わった今は、胸がぽかぽかするような気持ち。
    悩める人を助けてくれるおおどけい。
    こんな人に寄り添いのできる喫茶店にいつかわたしも巡り会いたいな。
    ミルクセーキがとっても気になってしまった。

    0
    2024年01月25日

    Posted by ブクログ

    心温まる5つの連作短編集。

    主人公の颯(ハヤテ)くんは喫茶店で働くバイトです。
    彼が出会う悩む人々の物語が描かれていました。
    颯くんの祖母で喫茶店の店主、ハツ子さんと、不思議な大時計は、前向きな力を与えてくれるのです。
    心に響くセリフの数々には感動しました。
    ハツ子さんのように人の傷みを理解し、役

    0
    2023年11月09日

    Posted by ブクログ

    10/26
    ほのぼの小説が好きでよく読む私が、誰かに読んで欲しい!と言いたくなるような本でした。

    『小さな幸せを見つけることができる人』ってとても素敵ですが、それはもう小さくはなく、かけがえのない大きな幸せです。

    厳しい母親からの愛情や、他人を応援することの偉大さ、全てを完璧にしようという他人思

    0
    2023年10月26日

    Posted by ブクログ

    ほんわかする本
    悩みを持った人がこの喫茶店でタイムスリップする事で解決していくストーリー
    内容的にはちょっとありきたりで先が読める所もあるが、ホッとする設定で安心感がある
    こんな喫茶店が近くにあったら行ってみたい

    0
    2024年04月28日

    Posted by ブクログ

    ☆4

    過去と今をつなぐ不思議な大時計が置かれた喫茶店「喫茶おおどけい」。
    昭和レトロなその喫茶店で起こる、小さな奇跡の物語に心があたたかくなりました❁⃘*.゚
    店主のハツ子さんがとっても素敵で癒されました(*´˘`*)

    0
    2023年09月04日

    Posted by ブクログ

    昭和初期から中期、大変な時代の中で活き活き魅力的に過ごすハツ子さんに元気をもらった。
    自身の日々を振り返ってみると、疲れただとか小さな不満だとかに占領されている気持ちの方が大きいように感じる。
    毎日の生活って代わり映えなく過ぎていくことの方が多いようにも感じるので、そんな中でどういう気持ちで過ごして

    0
    2024年01月21日

    Posted by ブクログ

    〈喫茶おおどけい〉は、その名の通りお店に不思議な大時計があって、悩みを抱えたお客さんが、引き寄せられるように訪れ、老店主ハツ子さんと孫のハヤテと話している最中に昭和時代にタイムスリップしてしまう。
    眠りから醒めたような気分と同時に悩んでいたことも些末なことだと感じて前向きになる話。

    時計は、救いを

    0
    2023年12月15日

    Posted by ブクログ

    感想
    昭和を生きていないのに懐かしさを覚える。本当に当時を体験することができたなら。心に残る後悔。クリームソーダに溶かしてしまおう。

    0
    2023年08月12日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    この本を読んでいるわたしは現代にいるのに
    まるで自分が過去にタイムスリップしているかのような体験ができる本です。
    本の中に出てくる喫茶店のメニューも
    いただいてみたいと思いました。

    0
    2024年02月10日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    喫茶おおどけいが不思議な音を奏でて
    時を知らせるとき。
    過去と今が喫茶店のメニューでつながる。
    古くない懐かしい味。
    その味に触れるとき、
    心の中の悩み事に光がともる。

    そんな感じです。
    誰もが「あるある」と思っても
    黙って通り過ぎていたかもしれない。
    私も喫茶おおどけいの不思議な音に
    出会いたく

    0
    2024年01月11日

レトロ喫茶おおどけい の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

双葉文庫 の最新刊

無料で読める 小説

小説 ランキング

内山純 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す