白蕾記

白蕾記

1,870円 (税込)

9pt

3.7

大坂の蘭学塾「適塾」を営む名高い医学者、緒方洪庵の妻となった八重。ぎこちない暮らしの中、次第に二人は心を通わせていく。そんな中、恐るべき疫病の疱瘡が流行の兆しを見せはじめた。洪庵と八重は、人々が疱瘡に苦しむことのない世をつくるため、適塾で学ぶ志士たち――大村益次郎、橋本左内、福沢諭吉らと共に新医術「牛痘種痘」を広めようとする。だが、それは長く困難な闘いの始まりだった。多くの人材を育て、近代医学の礎を築いた夫婦のひたむきな愛と絆を描く感動の歴史小説。

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白蕾記 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    緒方洪庵が素晴らしすぎる!!
    なんて凄い人なんだ!!
    聞いた事ある名前だなと思ったら大好きなドラマ
    「仁」の武田鉄矢じゃないですか(꒪⌓︎꒪)
    仁での武田洪庵はそれは素晴らしい人で死ぬ前の2人の語る場面は号泣でした(꒦ິ⌑︎꒦ີ)

    と言う事で武田洪庵もとい緒方洪庵です。


    医師で蘭学者の緒方洪庵

    0
    2023年07月31日

    Posted by ブクログ

    「言の葉は残りて」では源実朝と信子、「さざなみの彼方」では淀殿と大野治長と歴史に翻弄された男女の愛を描いて胸を揺さぶってくれた作者が、今度は緒方洪庵とその妻八重の歩んだ道を描く。

    佐藤雫さんということで純愛ものを期待しすぎたからか、前2作と比べて夫婦のエピソードは少なめでちょっと物足りないが、牛痘

    0
    2023年08月04日

    Posted by ブクログ

    疱瘡に苦しめられることのない世を目指して、種痘を広めようとした緒方洪庵とその妻、八重の半生を描いた作品。

    己に適した道をひたすら追い求める洪庵の真っ直ぐさには、ただ頭が下がる思いがした。
    そしてその洪庵を信じ、影に日向に支える八重の姿も、理想の夫婦そのもので眩しいくらいだった。

    上下巻になっても

    0
    2023年06月03日

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