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兵庫県の播磨科学公園都市にあるSPring-8(スプリングエイト)は、
1997年の供用開始以来、日本の科学技術を支えてきた。
スパコン「富岳」との連携では多くの成果を挙げ、
次世代放射光施設「ナノテラス」とも協力体制を築く。
一方、日本の科学技術のさらなる発展のためには、
SPring-8-IIに向けたアップグレードも不可欠となる。
SPring-8がこれからの社会に果たす役割とは何か。
現状だけでなく未来も視野に入れて、その全貌を探る。
目次
日本の科学技術を支えるSPring-8のこれから。
理化学研究所 理事長 五神 真「今こそ、科学技術の出番」
漫画で学ぶ、SPring-8と富岳のこと。
SPring-8は、何が優れているのか?
国産の技術が結集した、年々進化する加速器。
電子の軌道を蛇行させ、高強度のX線を発生させる。
高度な技術が詰まった、実験ステーションの設備。
Beamline MAP
ビームラインごとに、実験手法が変わる。
ロボット化や自動化が進む、4つのビームライン
日々の点検を欠かさない、ファシリティの重要性。
世界初の技術を生かした、高性能の検出器。
世界一のスパコン「富岳」が、社会の課題を解決。
SPring-8が、これから目指すもの。
SPring-8の、ここ5年間の歩み。
東北の地に生まれる、「ナノテラス」とは?
日本の放射光施設
世界の4大放射光施設
世界のXFEL
こんなところでも、SPring-8が活躍。
SPring-8の研究者たち
座談会 大学院在籍の理系女子が語る、「いま」そして「これから」のこと。
『結合男子』で楽しむ、科学×エンタメの融合。
姫路城で開催された、SPring-8供用開始二十周年記念式典の記憶。
多くの分野で成果を出す、SPring-8の最新事例。
世界最高の性能を誇る、SPring-8-Ⅱに向けて。
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