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Posted by ブクログ
“この世界に、「輪月消音」ってボタンのあるリモコンないかな。俺にとってのマストアイテムっぽい。
「頼斗君、おなかすいちゃいましたから、そろそろ、どこかでお昼にしませんか?でも、カレーはダメですよ。夜は輪月がカレーを作りますからね」
「レトルトのな」
「包丁で指を切っちゃったら、ばんそうこう貼って下さいね」
「レトルトだから包丁の出番はない」
「それとも……頼斗君が傷口を舐めてくれますか?きゃっ」
「だから、レトルトだから包丁の出番はない」”[P.112]
輪月さんの台詞が色々危うい。
怪奇ダーク。
牡丹さんが可愛いです。
“「怖がらせてすまない。君たちに害をなすつもりはない。少なくとも、ボクは自ら何かを攻撃するようなことはしない」
口でそう言われても信用できないほどに、気味の悪い存在だった。災害が人の形をして、そこに立っているような、どうしようもなさがある。「むしの知らせ」なんて感覚的なものはもはや必要ない。考えるまでもなくヤバい。
俺たちは出会ってはいけないものに出会っている。
峠になんてとどまるべきじゃないのだ。ここは異界にあまりにも近いのだから。”[P.262]
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