100年前の東大入試数学 ディープすぎる難問・奇問100

100年前の東大入試数学 ディープすぎる難問・奇問100

1,430円 (税込)

7pt

4.0

こんな数学の問題を見たことはありますか?

四邊形ノ各邊ノ長サ夫々一定ナルトキ其面積最大ナルモノヲ求ム。

では、これはどうでしょうか?

Calculate the value of log1.5 to 3 decimal places.

どちらも、現代の大学入試数学ではまず見ることのできない問題で、
かつ、実にシンプルな問題文でありながら、けっこうな難問です。

これらは、およそ100年前の東京帝國大学の入試数学の問題です。
1つ目は昭和十年(1935年)の農学部、
2つ目は大正十年(1921年)の理学部物理学科
の入試でそれぞれ出題されました。

これらに限らず、当時の東大入試数学には、
現代では見ることのできない難問や驚かされる問題が
数多くあります。
本書は、その中から
当時のトレンドであった「積分」をはじめ、
選りすぐりの100問を集めて解説したものです。
収録した問題の出題年は、
明治三十九年 (1906年)から昭和十年(1935年)までに及びます。

シンプルな設定ながらも頭を悩ませる良問。
古めかしい問題文。
本書に収録された
そんな“ディープすぎる難問・奇問100”を前に、
あなたの数学脳はパニック寸前!?

100年前にタイムスリップし、
当時の東大受験生になったつもりで
ぜひともチャレンジしてみてください。
そして、数学の面白さ・楽しさを存分に味わってください。

明治・大正・昭和初期の東大生がうなった
“思わず二度見”の問題を受けて立つ!

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100年前の東大入試数学 ディープすぎる難問・奇問100 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    本書は,東京帝國大学の入試問題の解説という,ニッチな分野の開拓に成功した本だろう。問題は解析学の分野についてピックアップされており,学部レベルの微分積分や力学の分野も混ざっている。

    0
    2023年08月30日

    Posted by ブクログ

    東京大学の昭和時代の数学の入試問題を収録している。

    今の問題と比較すると、問題の哲学が昔はより明確にあったのだな、ということがわかる。

    あぁ、Helmholtz方程式ね、つまり数学の入試では物理学的な知識も必要だし、東京大学は今、そのような人を求めているのね、とか。

    0
    2023年01月01日

    Posted by ブクログ

    問題文がシンプルほど途方に暮れてしまうな。
    ・四角形の各辺の長さがそれぞれ一定のとき面積が最大のものは?→ヘロンの公式。円に内接
    ・log1.5 を少数第三位まで求めよ→log(1+x)でx=0.5、またはlog(1+x)÷(1-x)でx=0.2として、テーラー展開ゴリ押しなど

    0
    2023年03月03日

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