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「女なのに男の格好をして……一体どこがいいんやろ?」 鉄道員一筋だった多々良源蔵は定年直前、それまで全く関心のなかった宝塚歌劇団の〈生徒監〉に任命された。 突然娘たち(タカラジェンヌ)の”お父ちゃん”となったことに戸惑いつつも真摯に向き合ううち、その眼差しに変化が――。 大道具、プロデューサー、演出、父兄…… タカラヅカを支える男たち=ヅカメンが織りなす、七つの奮闘物語。
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Posted by ブクログ
ハートフルで歌劇への愛が溢れた作品だった。 ノンフィクションかと思うくらいリアル!サンバって実在するのかと思ってwikiで調べちゃった。 宝塚歌劇団というと女性のイメージしかないけれども、こんなにもたくさんの男性が舞台を支えていたとは。 最初は歌劇に全く興味もなく少し否定的な部分もあった人たちが...続きを読む最後には全力で応援してくれる存在になるのが微笑ましかった。そしてサンバさん。1話ではとても優しくて少女のような人だと思った。でも読み進めるうちに「信頼できる格好いい人」というイメージにガラッと変わった。名脇役がいるから舞台が輝くのだろう。 どこまでがリアルなことなのか分からないけど、宝塚を目指す人たちは悔しくても他人を陥れたりしないその心根の優しさが素敵だと思った。 いつかまた読み返したい。
宝塚の舞台を裏で支えるヅカメンの奮闘や初めて知る独自の宝塚ルールが面白かった! 登場人物がリンクしていて生徒の成長も感じられる。生徒監に大道具や演出、父兄などと関わって共に支えたり支えられたり。 何度もじーんときました。 皆さんの努力とプロ意識には本当に脱帽です。 読めばきっと、もっと宝塚の事が好き...続きを読むになり知りたくなる。 何度も感動してウルウルしました。 温かい気持ちでいっぱいの読後感。元気をもらえる一冊♪ お薦めです!
宝塚にかかわる男性目線での詳しい内情など、まるで舞台を見ているような気分で読むことができ面白かった。
宝塚が好きだったので、手に取りました。宝塚の舞台を作っているのはタカラジェンヌだけではない!!と感じました。宝塚を愛するすべての人におすすめ。
面白かった! 宝塚は観たとはないけれど、元タカラジェヌの女優さんはドラマで活躍されていますよね。 華々しいステージと衣装と女性とは思えない威厳もあり美しくもある彼女たちの裏方で、宝塚を支えている「お父さん」たちの活躍が何ともほほえましく感じられる。 筆者の宮津氏に感謝!
おもしろかった! 宝塚ファンだけども知らない世界を知ることができた。 宝塚の舞台ってジェンヌさんだけでなく、いろいろな人に支えられてできているんだなと感じた。
人生には思い通りいかないこともある。その中でどう生きるか。望んでいなかった仕事だが、先輩や後輩に刺激を受けて、少しづつ魅力を感じ始める主人公の姿が印象的だった。私は就活が目前に迫り、将来や仕事に漠然とした不安を抱えている。だが、仕事のやりがいは思いもよらないところで見つかると知り、気持ちが少し軽くな...続きを読むった。
宝塚ファンなので手に取ってみました。 宝塚歌劇を支える男性たち(生徒監、組プロデューサー、大道具、生徒さんの父、兄)にスポットを当てた、連作短編小説。 ファンとして色々ツッコミたいところはあったけど、生徒監が阪急電鉄の駅長退職者が多いとか、組プロデューサーの仕事内容とか、「へぇー、そうなんだ」と感...続きを読む心しながら読んだ。 日頃ファンの方のブログを読んでると、役付きの決定をしているのはプロデューサーであるかのように書いてることがあるけど、そうではないようだ。 役を決めるのは演出家。宝塚のプロデューサーは、世間一般が思う「プロデューサー」業とは違うみたい。 生徒監、大道具、プロデューサーは、最初はみんな宝塚に興味がないのに、そこで働き、生徒たちを見てるうちに、特定の生徒を気に掛けたり、心の中で応援したりするようになるくらい肩入れしていく。 遠くから眺めてるファンであってもこれだけ肩入れして応援できるんだから、近くで一緒に舞台作ってる人たちなら、なおさらそうでしょう、と納得。 全編通して登場する、「サンバ」という背の低い男役さん。 いぶし銀の演技が光るダンサーで、研17まで男役をつとめあげた彼女が「結婚したいから、早く性転換しなきゃ」と退団して、その後舞台とは縁のない生活を送っている…というラストは、晴々しい彼女の描写に反して、私は悲しさを感じた。 退団後もお姿を見せて欲しいというのはファンのワガママだと自覚していますが、なんていうのかな、この本では、男役であることがサンバさんの人生にとっての「足枷」であるかの描写になっていて、それが悲しく感じたのだ。もともと、男役やめることを「性転換」と呼ぶ表現も苦手なので、なおのことそう感じました。 サンバさんは、とても気遣いのできる人で優しい。生徒監のお父ちゃんのために新幹線に同乗してあげたり。だから家庭への憧れが特に強かったのかな?と思って納得することにしますね…。 マリコというジェンヌさんが音校に合格するまでの家族の物語は、私にも子どもがいるからジーンときた。 友達と称え合い、互いに高め合って、誰かの幸せを喜んだり、誰かの悲しみに涙できる、そんな子に成長したこと、そんな友人を得たことが、合格より嬉しい。…泣ける。 宝塚歌劇というのは、ジェンヌさんの物語も込みで楽しむものだと、私は思っています。 多くのジェンヌさんが、生まれた時から満ち足りた暮らしを保証されているような裕福なお家の子なのに、その多くが中卒で(中卒学年という意味ではなく、高校中退は学歴としては中卒ということです)、わざわざ、大変な芸事の道に進む。 努力し続けることができる人じゃないと宝塚には入れない、というサンバさんの言葉にも納得。 もちろん、途中で無理だと悟って辞めていく子もいる。 その中で続けていくことの尊さを、改めて実感しました。 この作者さんにとって、この本が初の一般書らしいです。 普段は子供向けの本を書いているとのこと。 この本も一般書というより、文章や内容としてはヤングエイジ向け、小学校高学年〜中学生くらいの子向けかな〜と思いました。 宝塚に興味のある小中学生がいたら、マリコの話「咲くや此の花」は読んで欲しいなって思った。
やっぱりヅカはええよなぁ。 地元で生まれ育ち、たぶん、都会の人が映画を観る感覚でふつうに観てきた。 ベルばらブームは肌で感じたし、「たのきんトリオ」絶世期に、「下敷きに挟む」アイドルはトシちゃんじゃなくて大地真央、って同級生も多かった。 長い間観てなかったけど、故郷を離れると里心からかむしょうに...続きを読む観たくなり、ベルばら再演というのもあいまりまた通うように。 大人になって再認識する。 我の美意識の原点ここにあり でも実は何も知らなかったりするので本屋で見かけて手に取ってみた。 舞台裏を支える「阪急電鉄社員」(たぶん)らの話。 どの話もへ〜、ほ〜、そうなんや〜、という感じで楽に読み進められる。 マリコの音楽学校に入学するまでの話は時々ほろっとくるところがあった。 原口の単純さもいいな。 身に覚えのある大震災も出てきて、なんか、近所のおっちゃんらの話を聞いてるような親しみを覚えた。 が、まぁ、ヅカに興味のない人は絶対に読むことないやろなぁ。 ただ、逆瀬川の串揚げの店やらちょいちょいリアルなお店も出てくるので、地元の人は面白がって読むかも。 とりあえず、また、観たくなったな。そしてたぶん、次はまた違う目で観ることが出来そうで、宝塚の楽しみ方が増えたことには違いない。
宝塚歌劇団に関係する7人のヅカメンたちを描いた7篇。 それぞれのヅカメンたちにフォーカスを当てつつ、登場するタカラジェンヌや宝塚を目指す少女たちがリンクしてくるので、ジェンヌたちの成長も一緒に味わえる。 女性目線でない宝塚という点では興味深かった。
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