大邱の夜、ソウルの夜

大邱の夜、ソウルの夜

1,980円 (税込)

9pt

4.0

ソウルで奔放に育ったはずのホンヨン。家父長制が根強く残る大邱(テグ)からの脱出を試みるコンジュ。ふたりの女の乾いた涙の跡にうつしだされる「友情」の物語。
人気漫画家ソン・アラムの代表作を『韓国が嫌いで』の訳者、吉良佳奈江が全訳。
東京・下北沢でグラフィックノベル専門書店「BSEアーカイブ」を主宰する町山広美のコラムを収録。

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大邱の夜、ソウルの夜 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    気づく事にすら気づけてない人もいるだろうし
    気づいているが絡めとられて身動き取れない人や
    気づき行動したからこそできる共感する人等々
    たくさんの人に刺さる素晴らしい作品

    読んで、買って、良かった。

    0
    2022年06月05日

    Posted by ブクログ

    "自分の部屋が必要です。自分の文章が書きたいです。"(p.95)

    "この不安がいつまで続くのかわからないが、ただ生きていく。
    小さな不幸と幸福を迎えながら……。"(p.66)

    0
    2022年02月20日

    Posted by ブクログ

    小泉今日子のポッドキャストや、朝日新聞の書評など、いろんなところで目にし気になっていた1冊。「82年生まれ、キム・ジヨン」を読んだ時と同じようなヒリヒリ感。自分は周りの人に恵まれて、仕事も育児も比較的心のままにできている方だが、女性たちの生きづらさが、この社会の中にもたゆたっていることは切にわかる。

    0
    2023年07月20日

    Posted by ブクログ

    身につまされる。男として夫として親として。作品中の夫(テシク)に腹が立つ時も、彼と同じ価値観が自分の深い根底にこびりついていることも自覚する。このこびりつきは簡単には剥がせないが、こういった本を読んでカリカリと爪で削り取って行くしかないのだ。

    0
    2022年06月08日

    Posted by ブクログ

    『大邱の夜、ソウルの夜』家族と社会と絶え間なく葛藤し、器用に折り合いをつけられない女の話、と紹介されていて、つまりこれはみんなの話。「私たちはただ、とにかく話し続けよう」ということ。それにしてもグラフィックノベルっていいなあ。

    0
    2022年06月04日

    Posted by ブクログ

    ソウルの夜が良かった。慢性的な辛さや諦めや、抗いたい気持ちがひたひた迫ってくる。ただ、ホンヨンはあまり品がない感じで引いた…
    あとこれ静岡弁だらと思って読んでたら翻訳者さんが静岡出身なのね、なかなか見ねーもんでおもしれーっけや笑

    0
    2023年11月07日

    Posted by ブクログ

    コミックを読み慣れていないので
    最初は戸惑いもあったが
    活字を目で追い、主人公の女性たちに共感した。
    少し苦しく思うようなことも
    漫画で描かれているためその気持ちも和らいだ。
    訳者、吉良佳奈江さんはあとがきで
    〈読者のみなさんにも、笑って、ため息をついて、反発しながら、共感しながら、このおしゃべりに

    0
    2022年04月15日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    大邱の夜。ソウルで若い時を共にした親友ふたり、

    懐かしく思い出すあの時が、実は漠然と不安だったことを今は知ってるから。
    私たちがあれほど飽きるほど未来について話していたのは、怖かったからだと、うまく通り過ぎてきたとコンジュに話してあげたい。

    先に結婚し先に出産し子どもは可愛いけど夫婦仲、結婚生活

    0
    2023年09月06日

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