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なんでこうなの? ニッポンの英語。“英語忍者”の名物記者が禁断の問い投げかける。
「だよね~」ポイントがたくさん。探偵に扮した英語忍者がしっかり「犯人」も見つけます。
もちろん、あのお騒がせ英語民間試験もたっぷり話題に……。著者ならではの「つっこみ」芸をご堪能ください!
――阿部公彦(英文学者)
巷にあふれるカタカナ英語、いまや自宅でも習える英会話講座、新刊が絶えない英語学習本、議論され続ける英語教育……
開国以後、もっとも身近な外国語となり、課題であり続けてきたにもかかわらず、いつまでたっても「出来る」ようにならない、英語に翻弄され続ける不思議さよ――。
自らも辛酸をなめてきた一記者が、学生や教師、国会議員や通訳・翻訳者、自動翻訳の研究者まで、様々な人々業界を30年近くにわたって取材。
そこから見えてきたこととは?「英語が出来ます」といえる日は来るのだろうか……?
渾身のルポ+オピニオン!
Posted by ブクログ 2023年06月09日
英語学習者として、「どうにも英語できるようにならないなー!」と常々思っているので、タイトルに呼応するかのように手に取りました。
でも、効果的な英語学習の方法が書いてあるわけではありません。
そもそも英語学習とは何なのか?
どこに辿り着けば「英語ができる」と言えるのかを様々な角度から論じた本です。
...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年11月11日
書店をウロウロしていたら、あまりにもストレートすぎるタイトルとポップな表紙が目について手に取りました。
英語学習を取り巻く課題・問題をとても多角的な視点から提起していて、新たに気付かされたり、凝り固まった物の見方を解されることが多かったです。
「なの弁」「だよ弁」のくだりは、日本語にすると生真面...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年05月13日
日本の英語教育の現状と問題点を指摘する。遠い昔から解決できない悩み。
百年前から続く日本人の英語教育の悩み。”実用的”を目指し入試改革も進められつつあるが、現況の文部科学省の姿勢にはかなり批判的。とはいえあまりの批判の多さは読んでいて気持ちの良いものではない。教科書の例文の不自然さや時代とのギャッ...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年05月07日
【一言感想】
英語を勉強するためには、まず自分自身が楽しむこと次に相手に伝える様に身につけていくことが重要
朝日新聞の記者である筆者の視点から、日本人がなぜ英語に対して苦手意識を持つのかを調査した作品
学術的かと思いきやとても読みやすく、そこまで構えなくても気軽に手に取って読める様な内容であった...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年10月01日
日本人の悩みの一つ、英語ができないことの原因などを探っていく書籍。英語ディベート大会では、そのテーマ自体が知識と考える力を要求するものでこれは手が届かないなと思った。大学受験の英語を変更するだけでは何も変わらないこともわかった。TOEFLなどの導入がなくなったのは本当に良かった。TOEICも創設者の...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年03月28日
昨今の英語教育界の混迷、大学入試改革の頓挫。
100年以上前から、日本人は英語をモノにしようとして。さまざまな悲喜劇を演じ、そしていまだにモノにできていないと嘆く。それは、日本語のみで高いレベルの叡智を手に入れられる日本としての強さにも気づくべきでもある。しかし、過去の省みているのだか、いないのだか...続きを読む
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