魔女の暦

魔女の暦

858円 (税込)

4pt

3.5

浅草のレビュー小屋舞台中央で起きた残虐な殺人事件。魔女役が次々と殺される――。不適な予告をする犯人「魔女の暦」の狙いは? 怪奇な雰囲気に本格推理の醍醐味を盛り込む、傑作長編推理

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魔女の暦 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

     表題作の他に「火の十字架」が収録されており、どちらも1958(昭和33)年作。これは「幽霊男」(1954)よりも後で、「悪魔の手毬唄」と同年、「白と黒」(1960)の少し前である。
     戦前にはかなり密度の高い文学的文体をも用いた横溝は、戦後徐々に文体が軽くなり、昭和30年代以降は戯作的なユーモアも

    0
    2022年04月25日

    Posted by ブクログ

    文庫本に収録されている、2つの物語どちらも犯人が最後まで分からず面白かったが、よりどんな背景があったのか気になったのは2つ目の火の十字架の方だった。殺人の動機はそんなに凝ったものではないが、どういう背景だったのかは人間ドラマ?があって面白く読めた。

    0
    2023年07月21日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    収録された2話は、実写にするにはいろいろな意味で難しい話。
    どちらもストリップ業界の話かつ男女の愛憎話だし。
    特に『火の十字架』は遺体そのものがえげつない。
    作中でも言われていたが、グロさではかなりのものだと思う。
    犯人と被害者たちの関係性の根っこ部分もかなりえげつなかったけれども。

    『魔女の暦』

    0
    2022年01月08日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    「魔女の暦」、「火の十字架」収録。
    どちらも浅草のストリップ劇場が舞台。そして、どちらも愛欲がえげつないというか。あと、謎の手紙から始まるところも同じかな。
    「魔女の暦」の合間にある犯人のパートが映像を意識した感じがして好き。横溝作品では、あまりない書き方。

    0
    2021年10月17日

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