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六年三組の調理実習中に起きた洗剤混入事件。犯人が名乗りでない中、担任の幾田先生はクラスを見回してこう告げた。「皆さんは、大した大人にはなれない」先生の残酷な言葉が、教室に波紋を生んで……。
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Posted by ブクログ
小中学生に特に読んでもらいたい小説です。 この本は、小学6年生のとあるクラスの話です。 そのクラスの色々な人の視点で話が進んでいくのでとても読みやすく、共感する所や、そういう考えもあるんだなと感じる所があります。
よくいる子供達の日常を、妙にリアルな心理描写と共に描く作品。 この作品に登場する小学生達が普通の子達であるが故に、自分の子供時代にいた周りの友人達に自然と重なっていってしまうのが逆に怖い。 全編を通して子供の持つ無垢な純粋さと残酷さに癒されたり苦しめられたりするせいか、何枚かページを繰るたびに、い...続きを読むちいち考えてこんでしまっていた。 どんな人にも事情がある。 その人の立場になって物事を考えてみよう。 言葉にするのは簡単でも、子供に理解してもらうのは実際かなり難しい。 ただこの作品を子供に読んでもらえたら、親の言葉とは全く違う種類のインパクトを与えられそうな気がする。
これは本当にいい作品です。 大人向けに書いたらしいですが、小学生の自分の子供に読ませたい。いや、読んでほしい。
中学受験の国語の入試問題によく引用されている本と新聞で紹介されていて興味を持ち読んでみた。 学級崩壊気味の小学6年3組の子供たち6人のショートストーリー。ショートだけれど、とても内容は深くすべての主人公に感情移入してしまい、涙が出た。 小学校の中でも小6は特別だと思う。 大人への階段を上り始めている...続きを読む子、その手前の子、まったく子供のままの子といろいろな子どもたちがいて、でも小学校という子供の世界にいて、そして友達や先生とのやり取りの中で成長していく。 教室という狭い世界の中で毎日を過ごし、皆と同じようにして目立たないように過ごすのが良いと感じ取り、目立つ子、自分の意見をきちんと持ち主張できる子供は仲間から排除されてしまう。 排除されることを受け入れて、良い悪いを主張できる宝田ほのかさんの強さが一番心に残った。 私はほのかさんとは正反対の、何も主張できない子どもだったから。
思春期の未成年。毎日の何気ない日々で喜び傷つき学び成長する。 いつかは大人になり世界が広がり、過去を整理しようとする。自分の子供たちが多感な今を生きていることを大切に捉えてあげたい。
幼い頃は、今いるこの世界が自分の全てって思ってた。てことを、この本を読んで鮮明に思い出した。だんだんと大人になって社会に出ると、自分がいた世界は思ったよりちっぽけだったと気付く。常に自分が今いる会社や、住んでる家が世界の全てじゃない、もっともっと世界は広いから大丈夫。って、何かあるたびに思えるように...続きを読むなりたいし、そんな広い視野を持つことを忘れない大人になっていきたい。
小学校教諭を目指している今、書店で目に入って最初は素通りしたけれどどうしても忘れられなくて最後にあらすじを読んで即購入を決意。 うん、いるいる。こーゆー子たちいる。という感情と共に今どきこういう小学生いるの!?とビクビクする場面も、、(笑) 数人の視点から描かれているお話。私は教員という目線で読...続きを読むみ進めましたが、ゆっくりでいい、ちゃんと話を聞いてあげたいと思いました。 途中では頭の中で涙してしまう場面も。 大人だけでなく、子を持つ親御さん、学生におすすめしたい作品です。 (あくまで個人の感想です。)
受験シーズン到来ですね。受験生の皆さんに「桜咲く」の吉報が届くよう祈念いたします! 本作は、2019年に刊行されると、多数の難関中学入試の国語問題として出題され、話題となったそう‥‥。小・中学生に限らず、若い方やその親御さん世代の方にも読んでいただきたい一冊です。 6年3組が舞台で各章が独...続きを読む立し、主人公(4人)が変わります。いずれもクラスで中心的な存在ではなく、その周辺の子たちです。それぞれが、自分の居場所・立ち位置に悩む展開が主軸となっています。 同調や群れる安心感、悩み、大人への態度や反感等、微妙な心情がリアルに描かれています。 共感や反感をもちながら、決して楽しい読書ではなくても、人間関係について自分の考えを深められる気がします。 子どもの繊細で複雑な心情は、大人でも理解や判断・対応が難しいのに、子どもたち自身は本作をどう考えるんでしょうか? 入試問題の出題意図は不明ですが、異性や立場の異なる人の気持ちを考えられる人に、という願いがあるんでしょうかね。 クラスで疎外されている子が2人います。彼らは「空気を読めない」のではなく「空気を読まない」数少ない子たちでした。恵まれない家庭環境でも、優しく感受性のあるこの2人の存在が、救いであり希望と思えました。特別篇にもよく表れています。 エピローグでは、教師となった子が当時を客観視し、今の心境と決意を語っています。これも物語へ深みを与え、希望につながっている気がしました。 人との関わりで大切なことを考えさせ、気付かせてくれる物語でした。
今の学校って多かれ少なかれこんな感じなのかなぁと強い共感を覚えた。 たまたま住んでいる地域が同じというだけで六年間共同生活を送る小学校。 色んなキャラや得意不得意、家庭環境を背負った子どもたちが我が家以外の常識を思い知らされる場。 子どもは子どもで、それなりに悩みもがいてるんだよな。 エンディングが...続きを読むちょいと理解できずモヤモヤしたけれど、改めてこどもの思いを大切に尊重したいな、と考えさせられた。
小学生の様子がリアル。 作られた感じや、綺麗にまとまった生活が多い中かなりリアルに黒い部分が書かれている。
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