松本悲歌 電子版

松本悲歌 電子版

2,200円 (税込)

11pt

5.0

老いや死、破滅や終焉など、その予兆を感じさせつつ、なだれゆく散文的崩壊の危機に抗いながらその瀬戸際で紡ぎだすポリフォニックな抒情。2006年度萩原朔太郎賞受賞以後の到達点。

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松本悲歌 電子版 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    僕が住んでいるのは四丁目だ
    四丁目の夕日は凡庸で
    三丁目ほど懐かしくはない
    でも、三丁目より赤いと評判だ
    一丁目の夕日は悲しくなるほど澄んでいるといい
    二丁目の夕日は少し濁っていて神秘的だと
    三丁目は懐かしく
    四丁目はまあまあ赤い
    でも、ここまでが夕日の限界なのだ
    五丁目から急に暗くなる
    倉庫街周辺

    0
    2023年06月23日

松本悲歌 電子版 の詳細情報

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