半逆光

半逆光

1,870円 (税込)

9pt

3.0

人を好きになってしまうことに、解などないのだ――。
恋愛小説の名手・谷村志穂が描く大本命不倫小説!

息子が就職して家を出たことを機に部屋を片付けていた香菜子。
クローゼットの奥にしまわれたPCを開き、夫のメールを見つけてしまう。
そこには、夫と女が親密に名前で呼び合い、
2人が子供のように育てていた猫が死んでしまったなど、
21年以上にわたるやりとりが書かれていた。
おかしい。21年前といえば、香菜子が必死に幼い息子を育てていた頃なのに。
夫と女の間に何があったのか。その後、彼女は「不倫小説の傑作」とも評価された
1冊の小説を出版していることが分かって――。

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半逆光 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    どっちも愛されてほっとかれたんだよな。でも愛され方とほっとかれ方が違う。自分だったら…どっちに共感できるか…

    0
    2021年11月09日

    Posted by ブクログ

    夫のこんなやりとりを見つけたら、うん、あたしも全部読んで探ってしまうわ。知らなければ全然気にならないのに、ちょっとでも知ってしまうとそれはもう止められない(笑)。
    他人の生活を乱したくなければ、いらない連絡はしないことだな。

    0
    2021年09月24日

    Posted by ブクログ

    既に通り過ぎてしまった時代の夫の不倫の証拠を発見してしまったとしたら、それを許すことが出来るのか・・・。
    ドロドロしているし、なんともやり切れない話なのだけれども、スイスイ読んでしまえるんですねえこれが。
    還暦を過ぎてお互い悠々と生きて行こうと思っている矢先に、不倫メールのやり取りを見つけて、それが

    0
    2021年08月11日

    Posted by ブクログ

    被写体の斜め後ろから当てる半分だけの逆光は、最も美しくて最も捉えにくい光だという。それで撮る花は、生命力が透けて見える。
    その美しい花もいずれ萎れたり折れたりする。
    これがタイトルに。
    幸せな夫婦がいて、ある時夫のメールを盗み見たことから夫の不倫が発覚。
    初めは奥さんの目線だったが、後半は不倫相手の

    0
    2021年07月01日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ


    部屋を片付けていたときにクローゼットの中にあったパソコンを開いてしまった香菜子。
    そこで、過去の夫のメールを見つけてしまう。

    苗字から名前で呼び合うようになる、親しげな間柄。
    エベッツというスナックで働く玲季(レイと読む、難しい名前)との長い時のやりとりが書かれていた。
    香菜子が必死に幼い

    0
    2021年04月26日

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