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ノンフィクション 10位
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マルチタッチシステムSmartSkin(スマホの画面を指2本で広げたり狭めたりする技術)や世界初のモバイルARシステムNaviCamなどの発明をはじめとする、ヒューマン・コンピュータ・インタラクション研究の第一人者、暦本さんによる、アイデア発想法の決定版です。一般のビジネスパーソン、プランナー…新しいことを生み出したい方すべてにおすすめしたい1冊です。
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Posted by ブクログ
革新的なアイデアを思いつくのは一部の天才だけだと思い、自分とは無縁なアイデアマンにずっと憧れていた。 本書は、こんな先入観を覆してくれる一冊だと。 結論から言うと、 自分の"好きなもの"から妄想の種を拾い上げ、 失敗を恐れず片っ端から手を動かそう! って感じかな。 妄想を人に...続きを読む話したときにキョトンとされると、 「あれ、この考え方ってイマイチかな?」 って思っちゃうけど、実はこの"キョトン"が大事。 納得されるような妄想なんて誰でも思いつくわけで、まずは人をキョトンとさせることが最初のステップという発想はすごく面白かった。 思いついたことはやってみないとどうなるかわかんないし、失敗して何度も練り直すことでそのアイデアに磨きがかかると。 結局は"行動"なんだよなー。 【Action plan】 ①思いついた妄想は積極的に人に話して"キョトン"とさせてみる ②そんな妄想から手を動かしてみる
大いなるイノベーションは、妄想から生まれる というのが本書の主張です イノベーションのスタート地点には、必ずしも解決すべき課題があるとは限らない 課題解決型のやり方だけでは、予測不能な未来に対応するイノベーションを起こすことができない 想像を超える未来を創るために必要なのは、それぞれ個人が抱く妄想...続きを読むだ 妄想は、良いことなのか、悪いことなのかも判然としない。その先にあるのがユートピアなのか、ディストピアなのか、天国なのか地獄なのかもわからない それでもどうしても考えずにはいられないのが妄想だ 役に立つかどうかという価値判断だけでなく、実現できるかどうかという判断も妄想とは無縁だ 素人のように発想し、玄人として実行する カーネギーメロン大 金出武雄 悪魔のように細心に、天使のように大胆に 黒澤明 悪魔度とは技術の高さであり、天使度とは、発想の大胆さである もやもやした妄想をとにかく言語化してみる やりたいことを、ひと言で言い表してみる 必要な発明の母であるが、逆に、発明は必要の母でもある はじめる前に、あらすじを書いてみる アイデアの源である妄想は、自分のやりたいことだ ブレストでも多数決でも良いアイデアは得られない アイデアには孤独なプロセスが不可欠だ アイデアの責任を負うのは、それを思いついた個人であるべきだ。集団で考えると、責任が分散してしまうので、真剣に考えることができない アイデアは、思いついただけでは実現しない、それが形になるまでには、紆余曲折といったほうがいい様々なプロセスがある 一度やってみて失敗したアイデアは、その問題を克服するためには新しい工夫が必要となる 失敗が重要なのは、それが、自分が取り組んでいる課題の構造を明らかにするプロセスだからだ 自分で実行してみないと、さまざまな局面でどんな問題があるのかがわからない 失敗と挫折とは違う 熟考するのではなく、ダメ元でもいいのでまず手を動かしてみる うまくいかないアイデアを捨てるのがもったいないなら、いったん寝かせてみる ピボットとは方向展開を意味する 今の常識がいつまでも常識であり続けるとは限らない 研究開発には、妄想を現実的な形にするフェーズがある 0を1にするような段階だ。それがうまくいきそうなら、次は、その1を5や、10に広げるプロセスに進む アインシュタイン 最初にバカげたようにみえないアイデアには見込みがない 新しいテクノロジーはどんどん使って問題を見つけた方が改良される 目次 はじめに 序章 妄想とは何か 第1章 妄想から始まる 第2章 言語化は最強の思考ツールである 第3章 アイデアは「既知×既知」 第4章 試行錯誤は神との対話 第5章 ピボットが生む意外性 第6章 「人間拡張」という妄想 終章 イノベーションの源泉を枯らさない社会へ あとがき ISBN:9784396617486 出版社:祥伝社 判型:4-6 ページ数:240ページ 定価:1600円(本体) 発売日:2021年02月10日初版第1刷発行 発売日:2021年02月20日初版第3刷発行
研究をする自分がコンサル出身の人が書くようなビジネス本を読んでも、どこかしっくりこなかったことが多かった。たぶん仕事の時間スケールや、仕事相手、何を重視するかが違うから。この本はその点読みやすかった。
イノベーションは既知と既知の融合から生まれる。 アイデアは手を動かす事で形になる。 面白かったです。
「らしさ」にとらわれると妄想の幅を狭める。 どんなことにも興味を示し、「既知」✖︎「既知」で誰も持ち合わせていない個性あるアイデアを創出できる。 ケーススタディや実体験をもとに書かれていて読みやすく、さらに面白いこと、世の中がびっくりすることを自分でも生み出せるのでは?とワクワクした。 営業しかして...続きを読むこなかった自分がクリエイターになって、踠くなかで読んでよかった本。
非真面目が社会に必要であることがよくわかった。自由に妄想する楽しさを思い出してワクワクしてきた。 以前「AI vs. 教科書が読めない子どもたち」を読んだときに、AIやこの先のテクノロジーへの希望が感じられずまったくワクワクしなかったのと対照的。 著者のテクノロジーへ取り組む姿勢の違いなのかな。...続きを読む 近年は無駄なく失敗のないことが良い事と思われがちであるけれど、それではもっと先へ飛べない。 「妄想の重要性」を論理的に説いてくれるこの本をお守りにして、自分の妄想も大事に、そして人の妄想を大いに励ますカッコいい大人でいたい。 『手を動かさないと失敗さえできない。失敗によって問題の構造が見えてくれば前進だ(P119)』 手を動かしていこう。 ーーーーー言語化されてハッとした言葉のメモーーーーーー 「課題解決型イノベーション」 やるべきことをやる。真面目な技術開発。予測される未来のため。 「妄想型イノベーション」 やりたいことをやる。非真面目な技術開発(不真面目ではない)。予想不能な未来に対応するイノベーションが起きる可能性を持つ ▶「やりたいこと=クレーム」は一行で言い切る ▶ 「天使度」発想の大胆さを表す尺度。 「悪魔度」実現するのに必要な技術レベル ▶ブレストでは「良いアイデア」より「その場でウケるアイデア」が出されがちなので良いアイデアは生まれない。 ▶「選択と集中」は「これから何をすればよいか」が明確にわかっているときだけ、効率よく成果を得られる。
落合陽一さんの師匠、暦本さん。 暦本さんみたいな考え方の上司がいると、部下は働くの楽しくなるし創造力も育ってくんだよなあ。 今はそういう上司じゃないので、読んでて そういえばこんな世界もあったんだってワクワクした。めげずに、やりたいことをいろいろ冒険したい。
現在の最先端の技術を生み出してきた著者の発想法だが、他の分野の人でも十分役立つし、紹介されているエピソードが新鮮。妄想しやってみること、失敗から多くを学んぶこと。悪魔度と天使度、眼高手低、方向転換で天使度をあげるなど。
妄想への寛容さ
おもしろいアイデアを得るものとして、「妄想」の大切さが示されている。不真面目な、選択と集中での悲壮感とは異なる、発想の自由さ。会社組織では難しいことが多いが、イノベーションのスタートだと共感した。
Sony CSLの副所長、東京大学情報学環の教授でもある暦本氏による本書は、アイデアの作り方というタイトル通り、著者がアイデアを具現化するプロセスと、その手法について紹介してくれている。 クレームは仮説であるべき、アイデアはその個人が責任を持つべき、ブレストはワークしないなど金言が多く書かれており ...続きを読む特に未知への好奇心を枯らさずにインプットを増やしていく、自分のやりたいことを見つけるには自分が今何に手を動かしているか考えるのが良い、と言った内容も非常に納得度が高い。 読み易い一冊。
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