白菊の声 風烈廻り与力・青柳剣一郎

小杉健治

「あっしは、殺ってねえ」無実を叫ぶ職人と、それを信じる許嫁。だが、処刑の時迫る!愛する男の濡れ衣を晴らしてほしい―風烈廻り与力青柳剣一郎は、おくみという町娘から急な嘆願を受ける。聞けば許嫁である指物師の与吉が道具商殺しの罪で捕縛されたという。無実を信じるおくみの切なる願いに同情し、剣一郎を探索を始める。しかし、次々と与吉に不利な証が出てきて、ついには裁きが下ってしまう。極刑のときが迫る中、剣一郎は正義を為せるか?

• カテゴリ: 小説・文芸
• ジャンル: 歴史・時代 / 歴史・時代小説
• 出版社: 祥伝社
• 掲載誌・レーベル: 祥伝社文庫
• 電子版発売日: 2021年02月09日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 4MB

[ブクログ · ★★★★☆]

このシリーズは、毎回、期待通りの秀悦な読後感をもたらす。
今回は、指物師の与吉という男が濡れ衣を着せられる。
許嫁、おくみの必死な願いに、青柳剣一郎は動く。

[ブクログ · ★★★☆☆]

第五十一弾
許嫁の無実を信じ青柳に助けを求めた娘、無実の疑いが濃いが、不利な証人が、最後に取った手段が
幽霊騒動で見事悪を炙り出す、途中には娘の逆恨みの危機に妻は