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バックパックを背負って詩人が飛び込んだ 世界の国々――10年を辿るエッセイ! ゾウの頭の上でその可愛さと揺れにメロメロ、失恋を引きずるダメンズと友人になったタイ王国、 サハラ砂漠から日本のラジオに生中継。 パリ、路上の賭け事で大勝利のはずが…。 下北沢で自由を愛する人々に憧れる。 タイ、カンボジア、ベトナム、台湾、フランス、 北欧、スペイン、モロッコ、 奄美大島、東北、長野、東京…… 旅に出たくて仕方ないすべての読者に贈る15編!
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Posted by ブクログ
元チャットモンチーのドラムス・高橋久美子さんの旅エッセイ。素直に感じたことが書かれていて、そして旅の様子がイメージしやすく書いてある。行ったことがない所も、イメージしやすく書かれていて、本の中に書かれていたように、まさに一緒に旅をしている気分になるような本だった。 一カ国目がタイ、二カ国目がカンボ...続きを読むジアとなっていて、自分の旅遍歴(まだ二カ国しか行ったことない)と一緒だ!と思った。ここ行ったことあるなーとか、より面白く読めたと思う。他の国に行った時も、日本に帰ってきてから旅行エッセイで出てきたところを読み直してみたいと思った。
筆者の感性と熱量に圧倒される。巷の旅行本とは一線を画した旅。 海外でのバックパックを中心とした多くの旅。下調べの少ないからこそのハプニング。人の親切が身に染みるし時に怖い目にあったり、貧困ほか哀しい現実を見てしまうことも。 本書は真似すると危険なような現地の人との出会いが多く載せられている。ホテ...続きを読むルや観光案内所、列車で相席になった人の案内について行き、予想外に素晴らしい店や観光スポットに巡りあう。 こういった紀行本は受けを狙った奇想天外な記載が多いものだが本書は至って真面目。筆者は全力で笑い泣いている。その旅を支える確かな感性。 読者に媚びる姿勢なくあくまで内容で勝負、無口な頑固親父の料理のような、無骨ながら確実に印象に残る作品です。
チャットモンチーの元ドラマーである高橋久美子さんのエッセイ。私はチャットモンチーのファンだが、著者がバンドを辞めてからの作家活動は特に追っていなかった。たまたま SNS で本書が発売されるというのを目にして、その「旅を栖とす」というタイトルの響きと表紙のデザインに惹かれて購入した。いわゆるジャケ買...続きを読むいというやつだ。 バンドを辞めてからの約 10 年で旅の様子が書かれており、本書の 8 割が海外編、残りが国内編となっている。ほとんどが私の行ったことのない土地への旅であるが、読んでいるとそのときの情景や著者の気持ちがよく伝わってきた。バックパッカーとしての旅であり、しかも観光名所を巡るというよりは現地の日常をみることを重視している。現地の人とも積極的に交流していて、その土地独自の人生観や経済状況、政治・宗教による影響が書かれており非常に興味深い。自分の日本での生活について考え直すきっかけになったし、日本人は良くも悪くも細かすぎるのかなと感じた。 日本では考えられないような出来事でドキドキする場面もあったが、全体を通して読んで心が満たされた。読むきっかけとなったタイトルや表紙デザインも含めてお気に入りの一冊となった。
旅エッセイ。自由で冒険心いっぱいの、くみこんの旅先で感じた気持ちが大切に書いてあり、楽しく読み終えた。お金の在り方、使い方などは興味深かく、考えさせられた。日本でも観光地は観光地価格で高いもんな。 一緒に旅をする妹さんとの関係も素敵だった。自由人のくみこんに妹さんが「帰ったらお母さんに言いつけてやる...続きを読むけんな」って言うとこにクスリと笑えた。「何歳じゃ!」とくみこん。仲の良さが羨ましい。 海外も日本国内のエピソードも読んでいて楽しく、時にハラハラして、一緒に旅した気持ちにもさせてもらえた。自分も旅に出るとしたら?と妄想が膨らんだ一冊。勇気を出して一歩を踏み出してみたくなった。
筆者のこれまで行った国々の旅路を、コロナ禍において立ち止まってしまった今振り返っていくエッセイ。 旅に出た時の楽しい感じだけではない違和感や、もやもや。 残念な思い出なども描かれている。 国によって異なる文化は思想、親切の度合いや反対の気持ちなど。 日本人という、自分というフィルターを通して感じ...続きを読むることをありのまま表現されてて、 あー、旅ってそーゆーことよね と思い出す一冊。 だから本当に旅した気になるし、旅とは何ぞや?と立ち止まることのできる作品。 海外旅行も解禁になってきた今のタイミングで読めて良かったな。
海外旅行に行けないので、本の中だけでも行った気になりたい...!と思って購入。 最後まで読んだ時、私も旅を終えたような気持ちになりました。
不確実性を旅の中に積極的に取り込んで、楽しみ尽くしてしまおうという衝動と言うかエネルギーが凄い! やっぱり、表現をしたい・実際に楽器を使って表現出来る人の性質?気質?、自分には振り絞っても出て来ないなぁと感心する。表現が自然で率直なので、心にストレートに響く気がする、
濃く、飾らず、読み応えがある内容だった。 楽しいことも苦々しいことも向き合って書かれているのが印象的だった。
コロナ禍で旅に出かけられない今だからこそ 読んで良かったです。 高橋さんの肩肘張らない素直な感性で捉えた旅の記録が オムニバス形式で綴られているので いつやめても、いつ読み始めても読みやすく 長い間の読書が楽しめました。 私も高橋さん同様 小さい頃に自転車で走り回ってそこら辺を冒険していた時に ...続きを読む感じたあのわくわく感を 旅の間中、味わっていたなあと思い起こしました。 知ること、感じること、考えること、成長することが 旅とセットでした。
「旅」に妙に心惹かれる時期であったこと。チャットモンチーのファンであったこと。その2つによって本書を手に取った。 本当に徒然なるままに旅のあれこれを記したエッセイで、何かを結論づけたいとか、素敵なことを言いたいとか、そういうちょっとわざとらしい所が微塵もなくて、着の身着のまま感じたことを言葉に落とし...続きを読む込んでいる1冊だった。どの章でも、著者の感性の豊かさが伝わってくる。同じものを見ても、感じることは人それぞれ全く違うのだろうなと、当たり前の素敵なことを思い知らされた。 直近で読んだ別の旅エッセイでも、旅は距離ではなく、気持ちだと書かれていた。旅をたくさんした人ほどそう感じるのかもしれない。 旅になかなか行きづらい今、日々起こる小さな出来事を見逃さずに、どんな毎日も旅のように心豊かに過ごしていきたいと思った。 そして旅に行ける日が来たら、まず、東北へ行きたい。
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