戦国大名・北条氏直

戦国大名・北条氏直

1,870円 (税込)

9pt

4.2

戦国大名家きっての名門、小田原北条家の五代目にして最後の当主・氏直。小田原合戦の翌年、羽柴秀吉の旗本家臣として政治的復活を遂げたものの、直後に不慮の死去を遂げた。戦国時代の最終局面を生きたわずか30年の生涯は、「天下人」信長・秀吉・家康との関係に彩られた人生であった。知られざる氏直の生涯をたどりながら、大名同士の抗争の時代から「天下一統」が遂げられていく、戦国社会の激動の状況を鮮やかに活写する。

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戦国大名・北条氏直 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    北条氏直についての本。氏直は一般的にいわれるほど、愚将ではないがそれでも、氏政が実権を握っていて決定権がなかったというイメージを持っていました。しかし、これを読んで氏直のイメージがだいぶ変わりました。元々、好きな武将ですがこの本を読んでさらに好きになりました。

    1
    2021年03月09日

    Posted by ブクログ

    戦国北条氏最後の当主・北条氏直の短すぎる生涯を詳述。家督を受け継いでも先代の補佐を受け続け、いよいよという時にはすでに「天下人」が隆盛しており、氏政の戦国の常識に則った行為とお互いの取次の齟齬をいかんともし難く家を滅亡させてしまう。そして高野山蟄居ののち領地を与えられて豊臣政権で復活の目が出た矢先、

    0
    2021年02月13日

    Posted by ブクログ

    小田原北条氏最後の当主、氏直の評伝。小田原合戦までの叙述は同著者の「北条氏政」の内容と多く被る。独自の動向としては滅亡後のものとなり、本来予定されていたと思われる政治的復活や、遺領を継いだ狭山北条氏成立の過程が興味深い。

    0
    2022年07月10日

    Posted by ブクログ

    戦国北条氏5代目の伝記、小田原合戦で父の氏政は切腹したものの氏直は、徳川家康の娘との婚姻関係のおかげで高野山への追放後取り立てられた(がすぐ30歳で病死)。北条氏は、関東統一を目指すが、今川、武田、上杉家などとやりあっているうちに織田が台頭、これには従うが本能寺で一旦離脱し羽柴秀吉とはうまく結べず、

    0
    2021年09月01日

    Posted by ブクログ

    北条氏について誤解していたことの多かったことを痛感した。1590年の小田原落城後に氏直は秀吉に赦免され、領地も与えられたこと。彼が若くして死亡した後は、叔父・氏規の子孫がその領地を受け継いでいったことなど。これまでは北条氏は全く孤高の存在として世の動きに取り残されたため、全く滅亡してしまった戦国大名

    0
    2021年10月14日

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