無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
障害児2人の親の、痛快子育てエッセイ!
同じ水頭症の障害をもって生まれながら、療育→特別支援教育の“障害児専用コース”を突き進んだ長女と、ゼロ歳から保育園、校区の小・中学校学に学ぶ長男。二種類の“義務教育”を保護者として経験した辿りついた結論は。障害のある人を「私たちとは違う環境でないと生きていけない人たち」と場を分け、交じわる可能性を摘むことこそ差別であることを、2人の子どもの成長とともに親が気付き、自己変革をとげていく過程を描いた痛快エッセイ!
【目次】
はじめに〜「彼ら」と「私たち」
第一章 子育てと介助・介護を仕分けする〜母親元年
一 シャバに助けを求める
二 「介護・介助」と「子育て」を仕分ける
三 「圧倒的な共感力」の中で暮らし始める
第二章 二十年後の自分に会う〜母であるより友人として
一 これを教育といえるか
二 共に生きる決意の頃(社会も私たち家族も)
三 これは彼の意思
第三章 バリエーションはすべてを可能にする〜保障すべきもの
一 インクルーシブを体感する
二 排除、排除、排除!
三 等しい人権をもつ人間として
第四章 絶望のさなかの希望〜「死んでいい人」のかごに入れられて
一 絶望の後、浮かび上がった道
二 バリエーションは、この世界を救う
あとがき〜猿が、木から、落ちた
【著者】
柴田靖子
昭和39(1964)年生まれ。水頭症の障害をもつ二児の母。長女の誕生・治療をきっかけに連れ合いが設立した日本水頭症協会で刊行物の編集を担当。障害のある子のいる学級の校外学習のためバリアフリー実踏調査を行う「われら実踏調査団ポルトドス」(休止中)世話人。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。