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ロシア革命に続き、現代史の命運を分けたもう一つの革命が、100年後の現代人に残したメッセージ。
第一次世界大戦後、実は、ドイツは世界で最も先進的な民主主義国を目指して、国家の大変革を推進していた。社会格差を解消し、差別を廃止し、国際平和を目指す社会をつくろうと数多くの試みを実行に移し、戦争に傷つき貧困に苦しんでいた人びとを救済しようとしていた。しかし、その変革は破綻し、正反対の国是を掲げるナチスに敗れ去ってしまう。本書では、この未完に終わった理想と残された課題、そして可能性の中にある、現代への教訓を丁寧に導き出し、新しい歴史の見方を提示。
【目次】
Ⅰ 革命の勃発
Ⅱ 革命の背景
Ⅲ 革命の現場
Ⅳ 革命の文化
Ⅴ 革命の逆転
あとがき
【著者】
池田浩士
1940年生まれ。慶應義塾大学大学院博士課程修了。1968年~2004年京都大学、2004~13年京都精華大学に在職。現在は自由業。京都大学名誉教授。専攻は現代文明論、ファシズム文化研究。
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