まぁ、空気でも吸って 人と社会:人工呼吸器の風がつなぐもの

まぁ、空気でも吸って 人と社会:人工呼吸器の風がつなぐもの

1,760円 (税込)

8pt

-
0件

地域で人と人をつなぎながら、豊かな関係性を生きる

小さいときから「障害」を言い訳にすることを許さず、他の兄弟同様スパルタで育てられた著者と、その母との間に引き継がれる「自分の人生を引き受けて生きる」精神。他人の手を借りるなかで身に着けた術=人サーフィンの中で豊かに生きる術。障害のある自分が動くことによって人がつながり、社会を変えていくことが障害者運動だ。誰もが1回きりの生き直すことのできないいのち生きている、そのかけがえのなさを実感させてくれる爽やかエッセイ。

【目次】
第1部 「自分」を生きる〜障害と共に成長して〜 海老原宏美
1 私の障害のこと
2 母について〜私の根源〜
3 自立への三大革命
4 自立の第一歩は「降りますボタン」から
5 九死に一生! 人工呼吸器導入
6 快適な生活を支えるもの
7 自立生活センター(CIL)について
8 呼ネット〜人工呼吸器ユーザー自らの声で〜
9 存在する価値
10 呼吸器かついで旅に出る
11 重度化について〜成長する障害〜
12 障害者を生きる

第2部 泣いて、笑って、ありがとう 海老原けえ子
1 宏美と共に歩んだ二四年
2 二四年の胸のうち

【著者】
海老原宏美
1997年、神奈川県川崎市生まれ。先天性の進行性疾患・脊髄性筋萎縮症Ⅱ型の障害をもち、小学校から車いす利用。小・中・高と地域の普通学校で共に学び、東洋英和女学院卒業。その後、親許をでて東京都東大和市で自立生活を開始。2002年、障害の進行により、人口呼吸器を利用し始める。国際的障害当事者組織であるDPI(障害者インターナショナル)日本会議特別常任委員、NPO法人自立生活センター東大和理事長、人工呼吸器ユーザーネットワーク「呼ネット」事務局次長。社会福祉士。

海老原けえ子
茨城県生まれ。天台宗文殊院で育つ。元銀行員。元いのちの電話相談員。2男1女の子どもたちが巣立ち、今は夫と二人暮らし。愛犬と戯れること、草花を育てるのが好き。

...続きを読む

まぁ、空気でも吸って 人と社会:人工呼吸器の風がつなぐもの のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

レビューがありません。

まぁ、空気でも吸って 人と社会:人工呼吸器の風がつなぐもの の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

無料で読める 社会・政治

社会・政治 ランキング

作者のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す