ふたえ

ふたえ

748円 (税込)

3pt

3.7

超問題児の転校生・手代木麗華がぼくらの世界を変えてしまった。ドン臭い「ノロ子」、とにかく地味な「ジミー」、将棋命の「劣化版」、影の薄い「美白」、不気味な「タロットオタク」――友達のいない五人と麗華で結成された『ぼっち班』の修学旅行は一生忘れられない出来事の連続で……。物語が生まれ変わる驚きの結末! 二度読み必至、どんでん返し青春ミステリーの傑作誕生。

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ふたえ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    京都への修学旅行中に起こる「ぼっち斑」メンバーと、曰く付き転校生それぞれの物語。
    甘酸っぱい青春群像劇&連作短編集・・と思って読み進めていたら、所々に違和感を感じ、少し読みにくい箇所も。
    最後に違和感の正体が判明。
    そうか、これはミステリー小説だったのか。

    もう一度読み返すと大分スッキリす

    0
    2020年08月19日

    Posted by ブクログ

    ラストにとんでもないどんでん返しとあるが
    本書ではそんなこと二の次であろう。
    登場人物達が本名で呼ばれない、2章からもう
    違和感がある。
    何かがあることは必至なのだ。
    大事なのはぼっち達による青春群像劇の方だ。

    0
    2020年06月17日

    Posted by ブクログ

    「自分の力で運命を切り開くには、先ず一度運命を受け入れなくちゃならねーってことを知らない奴が多すぎるんだ」

    『久米先生が無言でハンカチを渡そうとする。でも私はその手を払った。やめて! そんなことしたら本当に慎次が死んだことになっちゃう。泣いたら泣いた分だけ慎次が死んじゃう。』

    『慎次となら何時間

    0
    2019年12月29日

    Posted by ブクログ

    うーん、ちょっと帯であおり過ぎかなぁ。帯のあおりと物語の雰囲気で叙述トリックであることはすぐにわかります。なので、個人的にはラストで驚愕!とはならなかったです。
    良くできてるけどね。

    0
    2018年07月19日

    Posted by ブクログ

    いつも衝撃的などんでん返しを見せてくれる作家なので、注意深く読んでいたが、違和感を何度も覚えながらもその正体はつかめないまま読み進めた。
    少しずつ全貌が見え始めたところで一気にすべてが明らかになる瞬間は圧巻。

    登場人物の人数がおかしい、旅行の日程がおかしいということには気づいていたが、今話している

    0
    2020年10月07日

    Posted by ブクログ

    転校生の女子高生。何やら理由ありの模様。
    女子が、俺とか使うとだいたいあの手だとわかってしまうわけで、
    まぁそうだろうなぁという結末になるのだけど、それぞれの視点から
    描かれた修学旅行の話は、いずれも面白かった。

    0
    2018年08月26日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    善意は回るものであり、回すもの。一つ一つのエピソードに心温まる。その上、最後に視点がガラッと切り替わり、ほっこりと衝撃と、二重に楽しめる作品。

    0
    2020年07月01日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    クラスのカースト最下位に属する「ぼっち」達を描いた連作短編集。
    ミステリとわかって読み始めたのに、途中青春小説として面白くなってきて、忘れた頃にラストで衝撃的を受けた。「そうだった、これミステリだったよ!」という、阿呆ながら純粋な驚き。
    当たり前だけど、カースト最下位のぼっち達にもそれぞれが主人公の

    0
    2020年05月24日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    クラスで爪弾き者のお話という点が「私を知らないで」を想起させられ、あれが個人的にはとても良い作品という記憶がある(読んだのは6年も前で、かなりおぼろげですが……)ので、本作にもちょっと期待を抱いて読んでいました。

    「私を〜」と違って本作は群像劇になっており、特に第二章の舞妓の話は主人公の一途さに共

    0
    2018年07月21日

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