竹光侍 1
  • 完結

竹光侍 1

759円 (税込)

3pt

正月の寒い朝。まだ家族も眠っている中、少年・勘吉が厠に行くため戸を開けると、若い侍が立っていた。侍の名は瀬能宗一郎。このたび江戸の長屋にやってきた宗一郎は、勘吉に対し必要以上に丁寧な挨拶をすると、同じように長屋の住人たちにも挨拶回りをしていく。売り物の蛸をひたすら眺めたり、甘い団子を頬張ったりする宗一郎の行動に興味を持った勘吉は、彼のことをつけ回すが…。

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竹光侍 のシリーズ作品

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  • 竹光侍 1
    完結
    759円 (税込)
    正月の寒い朝。まだ家族も眠っている中、少年・勘吉が厠に行くため戸を開けると、若い侍が立っていた。侍の名は瀬能宗一郎。このたび江戸の長屋にやってきた宗一郎は、勘吉に対し必要以上に丁寧な挨拶をすると、同じように長屋の住人たちにも挨拶回りをしていく。売り物の蛸をひたすら眺めたり、甘い団子を頬張ったりする宗一郎の行動に興味を持った勘吉は、彼のことをつけ回すが…。
  • 竹光侍 2
    完結
    759円 (税込)
    正月二日。故郷とは比ぶべくもない賑やかな江戸の町を宗一郎が歩いていると、竹光に代えて売り払った刀の國房が、女の亡霊の姿で現れた。國房は「何故私を買い戻しませぬ…ずっとお前を待っておるのですよ」と語りかけるが、宗一郎は手習所で子供に読み書きを教えている現状に満足していると言い、「もはや拙者に刀は要らぬ」と答える…。
  • 竹光侍 3
    完結
    759円 (税込)
    五月。一度は質に入れた刀の國房を、再び請けるべく刀剣屋に出向いた宗一郎。だが、剣に取り憑いた女の亡霊が再び現れたのを見て、結局は「今しばらく考えたい」と言って店を出る。一方そのころ、岡っぴきの恒吾郎と定吉は、人殺しの疑いのある「山のような大男」を追っていたのだが…。
  • 竹光侍 4
    完結
    759円 (税込)
    信濃国立石領多岐家では当主が病に倒れ、当主に子がないため甥御を跡を継がせることになっていた。だが、実はお手つきになった女中の静が、秘かに嫡子を生んでいるということを筆頭家老の武部が明かす。その静は、かつてこの藩で剣術指南をしていた男と共に山里に在り…。
  • 竹光侍 5
    完結
    759円 (税込)
    十月末、江戸の町は季節外れの大雨に見舞われていた。勘吉ら子供たちを相手に、雷様の話を聞かせていた宗一郎であったが、川の橋も悲鳴を上げんばかりの豪雨に、決然外に飛び出して「子らが臆しておるだろうがっ!!」と空に向かって一喝する。するとたちまち空は晴れ渡り…?一方、雨の間いきり立ってうめき声を上げていた小伝馬町牢屋敷内の木久地は…。
  • 竹光侍 6
    完結
    759円 (税込)
    宗一郎に、木久地が牢死したことを伝える御輿。だが宗一郎は、木久地は生きて江戸市中にいるはずだと考え、最近起きている武士を狙った辻斬りも奴の仕業に違いないと答える。一方、仲間の信濃武士を殺された森佐々太郎は、自らの手で木久地を斬ることを心に誓い…。
  • 竹光侍 7
    完結
    759円 (税込)
    次席家老・大村崎十三のもとを訪れた、筆頭家老・武部兵部之介。そこで武部は、自らが世話していた殿のご落胤が住まう家を、大村崎たちによって襲撃された5年前の件。そして、生きながらえていた「宗一郎様」を再び彼らが亡き者にしようとしていることを聞き、それを思いとどまるよう談判する。対して大村崎は、たとえご落胤が事実としても、無学な者を主君には出来ぬと反論し…。
  • 竹光侍 8
    完結
    759円 (税込)
    宿敵・木久地との対決。宗一郎、木久地、両者ともこの戦いだけは避けられない己が定めと考え、それぞれに最後の決戦に備えて準備に怠りない。そして迎える「十二日卯ノ刻烏野神社」両名の存在意義を描けた決闘が始まる。ともに剣に憑かれた二人の男。より深くより黒い動機を持つ者が勝つのか?その深い闇から解放された者が勝つのか?さらには、勝利の果てに何があるのか?

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竹光侍 1 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    購入済み

    面白かったです

    2018年05月06日

    全体の感想です。

    この人の、他の真似でない個性的な絵が好きなのですが、少し念入りに描かれすぎて暑苦しい(ゴチャゴチャしている)と感じる事もあります。しかし今回は日本の時代物のせいか、筆で描いたような勢いのある線でシンプルに描かれていて、すっきりと無駄のない感じです。
    遠近法を狂わせたような部...続きを読む

    1

    Posted by ブクログ 2015年09月09日

    松本大洋初の原作物、時代劇。
    原作者は松本大洋のアシスタンスをしていた事もあってか、氏の作風をよく分かっている印象。
    松本大洋が繰り返し描いてきたテーマがこの作品にも流れています。
    闇と光、迫りくる狂気、主人公は人間でいられるのか!?
    漫画表現冴え渡る時代劇、刮目せよ!

    1

    Posted by ブクログ 2013年05月02日

    8巻まで読んだ。能瀬宗一郎の気が漂い、空気が流れ静と破のある漫画だった。能瀬宗一郎のつり目の表情が、クールに見えちゃう。これって完全に、引き込まれてるよね。

    1

    Posted by ブクログ 2011年07月21日

    これはすごいマンガだ、と驚きました。
    ひとこまひとこまの絵に感じる、徹底したこだわりとセンスのよさ。筆ペンで描かれた世界には、力強さと温かさと繊細さが心地よく同居している。
    なんというか、一般的なマンガの絵とはちょっと違う領域に属しているような。…うーん、見れば見るほどすごいなあ。

    ある日、江戸の...続きを読む

    1

    Posted by ブクログ 2010年07月04日

    私、松本作品の中でこの漫画の主人公である、
    瀬能 宗一郎が一番好きであります。

    今までの松本作品を見ていると、
    親近感が湧き、
    「好き」という感じがなかったのですが、
    この作品の瀬能に関しては一種の「憧れ」があります。

    雲のような人というか。
    大人な純粋さというか。

    真っ白ではないけれども、
    ...続きを読む

    1

    Posted by ブクログ 2010年05月22日

    松本大洋、初めて読みましたが、絵がスゴイ。漫画というよりアート。 絵だけでも見る価値ありですが、話の雰囲気もいい。先が楽しみです。

    1

    Posted by ブクログ 2010年01月13日

    松本大洋作品は「ピンポン」に続き2作目なんだが、
    作品にあったタッチを、自分のタッチの根っこを残しながら
    表現できるなんて凄い才能だなぁ。
    まるで版画の様に見える絵もあり。
    何より、宗一郎と勘吉のコンビが微笑ましく…
    早く全巻揃えよう!!!

    1

    Posted by ブクログ 2013年02月17日

    松本大洋のマンガで塗り絵したい。
    宗一郎は静脈は透けてなくて白くて所々赤い細かい血管が走ってて冷たくてこりっとした手をしている(筈)

    0

    Posted by ブクログ 2011年08月15日

    絵はキュビズム?上手い。

    話はピンポン、花男、ナンバーファイブとかと一緒で
    天才が悩む話。(原作ありだけど)

    だからやっぱり、周りの凡才どもが、とても愛らしく
    とても良作。

    0

    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    松本 大洋の世界を始めてしりました。
    怪しい雰囲気だけど軽快な展開
    面白いですね この雰囲気のなかで、時々緊迫が走るのは
    凄い表現力だと思う

    0

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