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「父親が体調をくずして仕事をやめた。田舎でどんな仕事ができるのだろうか」。2012年9月、教育実習で帰っていた北海道の実家のパソコンで書いたブログが大きな反響を呼んだ。それから7年、大学生、広告代理店、大学院、再び会社員、そしてフリーランスと立場を変えながら、ずっと「田舎の未来」のことを考え、実践し、試行錯誤し続けている若者の記録。「仕事文脈」創刊号からの長期連載まとめです。〈シリーズ3/4〉第4弾。
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Posted by ブクログ
三分の一読み終わったあたりからラストまであっという間だった。作者の課題への取り組みが体系的に知ることができて、とても共感できるし、尊敬と勇気もいただいた!
いろいろ考えるきっかけになって面白かった。生まれが北海道(札幌)で、祖母が遠軽に住んでたので、いま田舎に住んでることもあっていろんな話題が身近に感じた。話題になったブログも当時読んでいたので懐かしかった。 -- 「田舎のほうがおもしろい仕事ができる」という時代が訪れつつあることを海士町で感じました...続きを読む 資本主義の考え方でいけば、都会で暮らすのが最も経済的合理性があるが、経済的合理性だけを優先した社会、暮らしは本当に豊かだろうか? 誰もが認識している現実としての「東京>地方」、その上に「中国>」が明確に現れていて、みんなそこからなんとか目を背けようとしている PwCの予想などによると、2030年頃に中国がGDPで世界一
「仕事文脈」という雑誌の連載をまとめたもの。 田舎出身の著者が自分の父親が体調を崩して仕事をやめたことをきっかけに、「地方で生きること」について考え、行動を起こしていった記録。 この人同い年で、大学生の頃からここまで考えているのが単純にすごいなと思った。 私なんて10年経ってからようやく関心を持ち...続きを読む始めたのに。 自分も田舎出身で、一度東京で働いた後に地元に戻ってきたから、やっぱり違いは感じる。 職業の選択肢は東京に比べたら絶対狭まる。 職場は観光地だけど、田舎の人がよそ者を受け入れない空気も感じる。 海士町の人が追い詰められないと本気になれないように、やっていけてる内はみんなこのままでいいんだと思ってるのを感じる。人口が減ってるのってよほどの過疎地でないと、自分事に思えないんじゃないかな。 あと読んでいて『ローマ法王に米を食べさせた男』を思い出した。確か烏帽子制度で若者を呼び込んでいた。
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