日米戦争を策謀したのは誰だ!

日米戦争を策謀したのは誰だ!

1,980円 (税込)

9pt

4.8

なぜ、「平和」は「戦争」に負け、第二次世界大戦が勃発したのか。なぜ、避けることが可能だった日米戦争が起こったのか。その不条理を追究し、偽りの歴史を暴く!

戦争を企んだ「国際金融資本家・ロックフェラー」と「好戦家・ルーズベルト」。そこにつけこむスターリン・コミンテルンなどの国際共産主義運動の策謀。その危険性を見抜き、彼らと対峙したフーバー。そういった、アメリカが攻め込まれない限り、戦争はしないという「不干渉主義者」だったフーバーたちは「孤立主義者」と貶められた。
日本では、フーバーとも会ったことのある近衛文麿は、尾崎秀実、風見章、牛場友彦、松本重治、白洲次郎らを初めとする「問題人物」を手玉にとったつもりで、実は「ピエロ」としての役割しか果たせず、自滅し敗れ去って行った‥‥。

前作『近衛文麿 野望と挫折』に続く、渾身のノンフィクション大作

(著者の言葉) →世界は今も戦争の危険と恐怖が絶えません。「なぜ、人類は戦争をしなければならないのか?」。私は、現実的な観点から平和な世界をつくる手がかりを探る試みとして、本書を世に問います。ルーズベルト、フーバー、近衛の動き、ロックフェラーの関与を並列的に叙述しました。日米共通の歴史認識が必要との問題意識がそうさせたのです。

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日米戦争を策謀したのは誰だ! のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    ◆どんな本?
    日米戦争を開戦に引きずり込んだのは誰か?を日米双方の内情を踏まえつつ解き明かした本。

    ◆所感
    近現代史の歴史観で、今最も共感できるのが林先生の歴史観。

    なぜ、日米戦争は起きたのか?そもそも、日本とアメリカは戦う必要があったのか?

    その疑問に対して様々な証言や一次資料をもとに答えを

    1
    2021年03月23日

    Posted by ブクログ

    私たちが教わっている日本の近代史は、とても表面的で一方的。しかも根本的に間違っていることが分かりました。私たち日本人が知らなくてはいけない太平洋戦争の真実を教えてくれる本でした。読み進めるうちに、底知れぬ怖さと沸々とした怒りが湧いてきます。ですが、真実を知らなければ次にも進めない…今の日本の停滞は、

    1
    2021年02月06日

    Posted by ブクログ

    林千勝さんの著書を読むのは初めて。この人は、本物のプロだと思わされた。(会社役員をしているそうだけど。)
    ところで、詳しい方に質問です。「独ソ戦開始の頃に、北進論をとれば、日本は勝てたんじゃないのか?」と友人に言ったら、「日本軍の戦車では、ソ連の戦車に勝てない」と一蹴されました。本当にそうなのでしょ

    0
    2023年01月07日

    Posted by ブクログ

    正直な感想を述べると、言葉が難しく理解するのが困難な本でした。
    しかし、それ以上に衝撃も大きい内容でした。今まで学校教育で戦争の歴史を学んできましたが、日本が一方的に悪いというような教育をされてきました。しかし、あの太平洋戦争は様々な思惑や陰謀によって仕組まれたものであるとこの本に書かれてありました

    1
    2021年01月30日

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