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無表情で覇気がない。安海隼の上司である紙谷利生は、まるで淡水魚のような、清澄で未知の生き物という印象があった。
ある夜、新宿の街をゆく彼の後を追った隼は「ショーパブ ヘルムート」に辿り着く。
店内で目にしたのは、普段の姿からは想像もつかないきわどい衣装を身に纏い、リップシンクダンサーとしてステージに立つ利生の姿だった。
妖艶な姿に心を奪われる隼。
酔客から庇った礼をと言われ、思わず「明日会社のスーツの下に衣装をつけて来て欲しい」と口走ってしまう。利生はそんな隼を見つめ、そっと囁くのだった。
「それだけ? それだけでいいの?」
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文章が個性的で楽しめました。
登場人物も文章も個性的。
読んでる途中、デヴィッド・リンチの映画(タイトル忘れたけど)を思い出しました。アンニュイで、ちょっと幻想的な雰囲気です。
人物の感情とか内面の表現が物足りなかったのが残念で、☆がマイナス1。
でも自分的には好きな作家さん。
新作、出してください。待ってます❤
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