オスとメスはどちらが得か?

オスとメスはどちらが得か?

858円 (税込)

4pt

4.0

オスが1パーセントしかいないギンブナ、オスからメスに性転換するクマノミ、ハーレムを作るゾウアザラシ、メスに貞操帯をつけるギフチョウ、一夫多妻のオランウータンと乱婚のチンパンジー、おしどり夫婦ではないオシドリ……人間が男と女で苦労しているように、実は、生物たちもオスとメスの存在に振り回されている。それは子孫を残すための熱い戦い。その悲喜こもごもの世界に迫る一冊!

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オスとメスはどちらが得か? のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    生物的にオスは遺伝子を多様化するためツールの役割。
    自分の遺伝子を残す点においてはメスがなる場合が多い。
    オスが妊娠するタツノオトシゴの話が面白い。

    0
    2022年09月04日

    Posted by ブクログ

    進化生物学における有性生殖について幅広くコンパクトにまとめられていて、このテーマに関心がある初心者にとって最適。
    生物の基本形はメスで、オスは遺伝子の多様性を生み出してより環境変化に適応できるようにするために存在するが、種によってはいろいろな変化形がある。そのあたりの紹介が面白かった。

    0
    2022年08月24日

    Posted by ブクログ

    農学博士による、オスとメスの性別に関する話。いろいろな生物の性別に関する事柄を取り上げており面白い。気楽に読めた。
    「オスにとっては、パートナーの数が重要である。メスにとっては、パートナーの質が重要となる」p59

    0
    2018年10月21日

    Posted by ブクログ

    オスとメスの違いをテーマに「生命」を考察する作品。

    生物の中にはメスの方が体が大きい場合と、オスの方が体が大きい場合の両方が存在する。メスの方が大きい生物は、女王アリのようにより多くの配偶子を生産することに特化しており、オスの方が大きい生物は、ゴリラのように家族や群れを守りやすいように進化した結果

    0
    2017年08月16日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    『モテる構造』という社会学の本で、「できる男はモテるが、できる女はモテるとは限らない」と言っていて、生物学的にはどうなのだろうと読んでみる。もともと生物学的は、子孫を残すのはメスなので、メスにオスを選ぶ権利がある場合がほとんどで、だから、オスは孔雀のように羽をきれいにしたり、他のオスと戦ったりして、

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    2017年01月23日

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