マヴァール年代記(合本版)

マヴァール年代記(合本版)

1,100円 (税込)

5pt

皇族カルマーン、貴族ヴェンツェル、騎士リドワーン。三人の学友は互いに争う運命なのか。身を焦がす野心の行方は? 剣戟と権謀に彩られたマヴァール帝国の歴史を描いた一大叙事詩(本作は1~3巻の合本版です)。

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マヴァール年代記(合本版) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    お、おもしろすぎる…

    また『銀河英雄伝説』が読みたくなってしまうじゃないかあ。
    田中芳樹め。

    お得意の架空歴史小説。SFファンタジー年代記。
    抜群に魅力的な登場人物たちが織り成す権謀録。
    最終章で人がアホほど死にます。

    銀英伝やアルスラーン戦記に比べると
    全三章と短いためか、展開

    0
    2012年09月22日

    Posted by ブクログ

    皇帝カルマーン・金鴉国公ヴェンツェル・騎士リドワーン、
    学問を共にした学友が成長して26歳となったときのはなし。
    彼らの治めるマヴァール帝国の内部抗争と謀略のめぐらしあい、
    そして隣国エルディ王国らとの外交と侵略。
    登場人物も舞台となる国も多いけど、自然と本に入り込める内容。

    オルブラヒトとラクス

    0
    2009年12月28日

    Posted by ブクログ

    面白かった。登場人物がみな個性的で、次から次へと事件が起こるので、飽きない。頭の中で地図を描いてみるが、帝国は結構隣国に攻められ、首都にすぐ迫られる。狭いのだろうか。

    0
    2019年05月21日

    Posted by ブクログ

    二十数年ぶりの再読。

    ここのところ手持ちの日本語書籍を読み直す、というのをやっていて、これはそのうちの一冊。とはいえ、昔持っていたカドカワの分冊版ではなくて、数年前に買った創元でまとめられた版での読み返しになったけど。

    最初から田中節全開なので、読んでいてニヤニヤしてしまった。そうそう、この文体

    0
    2016年04月11日

    Posted by ブクログ

    中世歴史のファンタジー。
    男3人の戦い。
    物語の展開が早い。特に後半は急。
    国名、人物名が覚えにくい。
    加えて、少しクセのある文、単語があり読みにくい。
    イメージが湧きにくい地図とか欲しい。
    物語自体は面白い。
    男性なら絶対に好きな友情の話。

    0
    2015年03月28日

    Posted by ブクログ

    先に久しぶりに再会したタイタニアを読んだので、こちらも再読。古き良き作者の作風で、昔は結構よく読んだなという感で懐かしい。また、作者にしては珍しく全3巻で完結したということと、話をややこしくする妖魔だとか神様とかが登場しない、純粋な人間同士の野望と謀略の話であるので、分かり易い。ただし、完結させるが

    0
    2014年04月09日

    Posted by ブクログ

    田中芳樹氏の珍しく完結しているシリーズを一冊にまとめたもの。
    マヴァール帝国を舞台に、三人の青年を通して書かれる戦乱と陰謀と策謀の渦巻く数年間。
    アルスラーンよりノリは軽くないものの、凝縮されたぶん、ばらけた感じのないまとまった作品になっていると思う。
    このころの筆者の文章と展開が、一番無駄なくいい

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    ノベルズ全3巻。遅筆で有名な田中芳樹さんの、長編で唯一完結している作品。3人の青年の王座、権力を巡る友情と争いを描いたもの。コンパクトにまとまっているせいか、銀英伝やアルスラーンの原型のような感じを受けた。

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    田中芳樹の長編歴史絵巻はあらかた読んだけれど、これだけは読んでいなかった。相変わらず夢のようなキャラ設定と、しっかりした文体で、真剣に面白く読める。だいたい、カタカナ名前を覚えられない僕が、ほとんどのキャラを記憶できると言うだけですごい。

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    カルマーンは、積年の鬱屈から父である病床の皇帝を手にかけてしまう。病死と偽り、自分が即位したことによりマヴァール帝国は戦乱の渦に巻き込まれていく。かつての学友、ヴェンツェルは、持ち前の洞察力からその事実に気付いてしまう。そして、自分の心の奥に眠る、野心に気付いた時、ヴェンツェルもまた動き出した…

    0
    2009年10月04日

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