ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
5pt
皇族カルマーン、貴族ヴェンツェル、騎士リドワーン。三人の学友は互いに争う運命なのか。身を焦がす野心の行方は? 剣戟と権謀に彩られたマヴァール帝国の歴史を描いた一大叙事詩(本作は1~3巻の合本版です)。
ブラウザ試し読み
Posted by ブクログ
お、おもしろすぎる… また『銀河英雄伝説』が読みたくなってしまうじゃないかあ。 田中芳樹め。 お得意の架空歴史小説。SFファンタジー年代記。 抜群に魅力的な登場人物たちが織り成す権謀録。 最終章で人がアホほど死にます。 銀英伝やアルスラーン戦記に比べると 全三章と短いためか、展開...続きを読むが急なのが惜しまれる。 まあ長く引き伸ばすと完結しないからな…この人の場合。 そういや、アルスラーン戦記って完結したの? 個人的にはタイタニアを完結させてほしいんですが。
皇帝カルマーン・金鴉国公ヴェンツェル・騎士リドワーン、 学問を共にした学友が成長して26歳となったときのはなし。 彼らの治めるマヴァール帝国の内部抗争と謀略のめぐらしあい、 そして隣国エルディ王国らとの外交と侵略。 登場人物も舞台となる国も多いけど、自然と本に入り込める内容。 オルブラヒトとラクス...続きを読むタが特に好きでした。 どちらも主君に忠誠を誓い、それが本当に報われて信頼される役どころ。 色々内部で気に入らないやつとかもいるけど 主君から制されれば相手への不審を露にしつつも自身を抑えることのできるあたりが・・・ 特にラクスタ! 『ラクスタの目も声も、氷の甲冑におおわれていた。意識して心を武装させねば、事を実行できそうになかった』 『ラクスタは、有能で忠実な男だが、直情な武人で、エルディの曲者であるラザールに対しては、分が悪くなるであろう』 もう大好き。この甘っちょろくて一本気であるが故に皇帝の信任を受ける若者が・・・! あとカルマーンはあまり好きじゃない設定だったにも関わらず 結構苦悶の中でじたばたしていたり、 エフェミアを寵愛する一面だったりだとかで意外と好きになれました。 あとは文章が相変わらずとっても綺麗! 『血の天蓋が大地をおおっているかのように、視界の全域が紅い。西方を顧みると、空の一部に傷口を穿ったかのような落日が、帝都の方角へゆるやかに沈みこんでゆく。中天にはあわい紫の線が引かれ、それより西は黄金のかがやきにつつまれ、東は一瞬ごとに青から藍へと移ろっていくかに見えた。それらの色彩のすべてをつつんで、視界全域が紅いのだ。凄惨で愚劣で、だが避けることのできなかった一日が終わろうとしている。』 田中芳樹さんの何が好きってこれが一番です。 目に浮ぶような鮮やかで綺麗な情景描写!
面白かった。登場人物がみな個性的で、次から次へと事件が起こるので、飽きない。頭の中で地図を描いてみるが、帝国は結構隣国に攻められ、首都にすぐ迫られる。狭いのだろうか。
二十数年ぶりの再読。 ここのところ手持ちの日本語書籍を読み直す、というのをやっていて、これはそのうちの一冊。とはいえ、昔持っていたカドカワの分冊版ではなくて、数年前に買った創元でまとめられた版での読み返しになったけど。 最初から田中節全開なので、読んでいてニヤニヤしてしまった。そうそう、この文体...続きを読む。数ページで田中芳樹だってわかるよ、懐かしい。 学生時代を共に過ごした3人による友情と野心のお話、とでも言ったらよいのかな。 しかしヴェンツェルみたいなヤツは、一般庶民からしてみたら迷惑このうえない存在だろうなぁ。己の力量を試してみたい、というのはわからなくもないんだけど、やっていることは下剋上だから、巻き込まれて駆り出される農民にしてみればたまったもんじゃないだろう。人間、もう少し歳を重ねると己の限界、というのが自ずと見えてくるものなんだけど、それじゃ物語にならないしね(笑)。って、昔はこんなこと考えなかったんだけど、読み手のワタシの心境も変化したのか。 そういえば、途中からベンツェルがロイエンタールとずっとダブって仕方なかった。そのうち『銀河英雄伝説』も読み返そうかな。
中世歴史のファンタジー。 男3人の戦い。 物語の展開が早い。特に後半は急。 国名、人物名が覚えにくい。 加えて、少しクセのある文、単語があり読みにくい。 イメージが湧きにくい地図とか欲しい。 物語自体は面白い。 男性なら絶対に好きな友情の話。
先に久しぶりに再会したタイタニアを読んだので、こちらも再読。古き良き作者の作風で、昔は結構よく読んだなという感で懐かしい。また、作者にしては珍しく全3巻で完結したということと、話をややこしくする妖魔だとか神様とかが登場しない、純粋な人間同士の野望と謀略の話であるので、分かり易い。ただし、完結させるが...続きを読む故に最後は拙速感があるのが残念。
田中芳樹氏の珍しく完結しているシリーズを一冊にまとめたもの。 マヴァール帝国を舞台に、三人の青年を通して書かれる戦乱と陰謀と策謀の渦巻く数年間。 アルスラーンよりノリは軽くないものの、凝縮されたぶん、ばらけた感じのないまとまった作品になっていると思う。 このころの筆者の文章と展開が、一番無駄なくいい...続きを読むような気もする。
ノベルズ全3巻。遅筆で有名な田中芳樹さんの、長編で唯一完結している作品。3人の青年の王座、権力を巡る友情と争いを描いたもの。コンパクトにまとまっているせいか、銀英伝やアルスラーンの原型のような感じを受けた。
田中芳樹の長編歴史絵巻はあらかた読んだけれど、これだけは読んでいなかった。相変わらず夢のようなキャラ設定と、しっかりした文体で、真剣に面白く読める。だいたい、カタカナ名前を覚えられない僕が、ほとんどのキャラを記憶できると言うだけですごい。
カルマーンは、積年の鬱屈から父である病床の皇帝を手にかけてしまう。病死と偽り、自分が即位したことによりマヴァール帝国は戦乱の渦に巻き込まれていく。かつての学友、ヴェンツェルは、持ち前の洞察力からその事実に気付いてしまう。そして、自分の心の奥に眠る、野心に気付いた時、ヴェンツェルもまた動き出した… っ...続きを読むとまあ氏お得意の宮廷劇+戦モノ。珍しく完結してるのが嬉しい(笑)
レビューをもっと見る
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
新刊やセール情報をお知らせします。
マヴァール年代記(合本版)
新刊情報をお知らせします。
田中芳樹
フォロー機能について
「らいとすたっふ文庫」の最新刊一覧へ
「SF・ファンタジー」無料一覧へ
「SF・ファンタジー」ランキングの一覧へ
アルスラーン戦記(1)
銀河英雄伝説 1
アルスラーン戦記1王都炎上
試し読み
白花繚乱―白き少女と天才軍師―【電子単行本】【電子特別版】 1
野望円舞曲 1
銀河英雄伝説 英雄たちの肖像(1)
白花繚乱―白き少女と天才軍師―(話売り) #1
奔流
「田中芳樹」のこれもおすすめ一覧へ
▲マヴァール年代記(合本版) ページトップヘ