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君が亡くなり独り残された僕は、君の最期の手紙に返信を書き始める。それは、二人の出逢いから別離までを描いた小説とも読めるものだった。僕はその文章に「世界の終わりという名の雑貨店」と題名をつけ、出版社の知人に送った。それが編集者の目に止まり、僕は小説家としてデビューすることに。 処女作は予想外に売れ、新作を期待されたが、いつしか僕は、以前にも増して死を思うようになる。そして洗礼を授かり訪れた教会で「彼女」と出会うのだが…。
『ミシン』所収の名作「世界の終わりという名の雑貨店」の続編として描かれた切ない純愛長編。
Posted by ブクログ 2021年08月12日
5年振りに再読。「世界の終わりという名の雑貨店」の続編。愛する人を失った「僕」は教会で出会ったひとりの少女に惹かれてゆく。痛み、傷付き、病みながら、それでも相手を必要とし、愛すること。愛を超えた愛。執着とも言えるかもしれない。彼と彼女の間には常人には理解できない深い繋がりがあって、それはやはり愛とし...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年06月17日
続編なのを知らずに前作を読まずに読んでしまいました。
前作を読んでいないがために、彼が何故ここまでしなければならないのかわからないですが…
本当に彼女の言葉であるなら恐ろしいし、逃げてきた罪悪感から彼が自分で作り出した幻想だとしたら胸が痛い。
もっと出来ることもあると思うけどしてない。
どこまで...続きを読む
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