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60~70代での文学新人賞受賞者が急増中だ。その多くがリタイア後に、本格的に執筆を始めている。実は、出世できない人ほど小説家に向いている。自己顕示欲が強く、哲学的疑問を持ち、社会に不適合であることは、作家として重要な資質だからだ。現役時代にタネを仕入れ、時間が自由になる定年後にデビューすることこそ、理想の第二の人生。自身もサラリーマン経験を持ち、プロ作家を多数養成してきた著者が、その戦略とノウハウを伝授。
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Posted by ブクログ
現役作家の言うことには説得力がありますよね。 自分は今21歳の就活生ですが、読んでよかった。これからの人生で小説家を目指す人には知っておいてほしいことがたくさんありました。 どうやら60歳から作家になりたい方は短編よりも長編を鍛えた方が良いらしい、短編は倍率が宝くじ並みだそうですね。じゃあ裏を返せば...続きを読む若いうちは短編目指してもいいのでは? 短編なら仕事との両立はできそう、若いから長い時間かけてやれる。宝くじを当てる確率高いお金(ここでは時間のこと)がある。そんな解釈ができるかと思います。
60~70代の文学新人賞受賞者が急増中ということで、小説家になる指南書ということだが、一般人の虐げられてきた経験をバネに、実際に肩を押してくれるかは読者次第だろうが、軽い流れのエッセイとしても読める。
森村誠一の小説家指南本。 60歳で社会人現役を退いた後、小説家を目指したい人へのノウハウを伝授する。 六十歳という区切りは、小説家を目指したい人には良い区切りになる。 現役時代の経験が財産であり、これを生かすことができるし書くための時間もある。 著者の経験を踏まえてノウハウを緻密に紹介しているが、こ...続きを読むれから書き始めようとする人には、ややハードルが高そうな感じがした。
軽い読み物として面白い。作者の自慢話も多いが嫌味はなく、定年予備軍への温かみも感じられる。ミステリーの構成についての解説がとくに秀逸だ。
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森村誠一
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