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幻のコンビ作家最後の新作!?若い母親が死んだ真相と赤子の行方、フィルムに記録されていた驚くべき殺人手口、遅れて配達された年賀状に隠された犯罪……既刊の『記録された殺人』に、表題作を含めた3編の未収録作品を加え、2011年に再編成した文庫オリジナル。収録作品「記録された殺人」「こっちむいてエンジェル」「眠ってサヨナラ」「バッド・チューニング」「遅れて来た年賀状」「迷い道」「密室の抜け穴」「アウト・フォーカス」。(講談社文庫)
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Posted by ブクログ
ふふふ、見たか、岡嶋二人は不死身なのである。岡嶋二人は、まだ終わっていなかった! まさか、ミステリ・ファンで彼らのことを知らないなんていう人はいないと思いますが、仮にもしそういう人がいたとしても、彼らがコンビを組んで活動したのが、1982年から89年までのわずか8年間しかなく、ゲーム・ブックやノン...続きを読むフィクションを入れても29冊しか著作を出していないので、仕方のないことかもしれません。 そんな彼らの新刊本が出るとは、お釈迦さまでも気がつくめぇ、こいつは春から縁起がいい、なんちゃって。 なんといっても、私のような往年のファン(?)のみならず、復刊や再刊ではなく新刊が出されたことによって、まっさらなまったく新しい読者が生まれるだろう瞬間に立ち会うことが出来た、ということで感激もひとしおです。 といっても、既刊の『記録された殺人』に、表題作を含めた3編の未収録作品を加え、再編成した文庫版オリジナルということで、完全な新作ではありませんが、小さくてもいいから岡嶋二人がふたたび読まれるムーブメントが起こればいいなと思っています。 ひさしぶりの味わいを終わらすのがもったいなくて、『珊瑚色ラプソディ』と『クラインの壺』に飛び込んで、より堪能しました。
久々に岡嶋二人の作品を読んだ。解散から22年経って刊行された短編集で、未収録作品が数作。この2人の話は本当に読み易いし、プロットがしっかりしてるので、好きでした。久々に楽しめました。
9篇の短編集。目新しさはないものの、突拍子のない不満な展開などもないので、読みやすいと思います。 【記録された殺人】事件に関わった人物達の証言で話が進みます。証言が増えていくほどに事件の全容が見えてきます。 【こっちむいてエンジェル】【眠ってサヨナラ】この本はそれぞれの話が独立した短編集ですが、この...続きを読む二篇は同じ人物が主人公です。サッパリしてるけど愛情深い主人公に好感が持てました。 【バッド・チューニング】追い詰められると無茶なことを考えてしまうものなのかと切なくなりました。 【遅れてきた年賀状】重い話ではないので気楽に読めました。 【迷い道】ねっとりとした怖さがある話。男女は、好き同士のラブラブの時はいいんですけどね…。片方だけの気持ちが変わってしまったら、大変ですよね。 【密室の抜け穴】【アウト・フォーカス】わかりやすい謎解きだと思います。 【ダブル・プロット】岡嶋二人ファンなので、楽しめました。
発売日に購入したはずなのにゆっくりペースで読んでしまった。 きっと岡嶋二人の世界にいつまでも浸りたかったからか。 だけど、読み始めたらやっぱり面白すぎてサクサク読んでしまったり。 表題作のダブルプロットが好きかなー。 岡嶋二人の作品はこんな風に書いてないよってあとがきで井上夢人先生書いてたけど、な...続きを読むんとなくこんな風な感じだったんかなー?って思いながらにやけてしまった(笑) 岡嶋二人はやっぱり長編が好きだけど、短編集も楽しい。 まだ読んでない作品が家にあったはず。 読んだのも含めて岡嶋二人の世界に浸りたい。
さすがは二人さん、短編とはいえなかなかだった。20年以上も前の作品なので時代をかんじさせるキーワードがところどころにあって懐かしさも加わりましたね。
岡嶋二人の未読作品が刊行!でもなぜか取りこぼしていた…なんたる失態。ようやく読んだ。軽妙な語り口でミステリーを読ませてくれて、本当にいい。なんか気持ちいい。
2011/2/26 メトロ書店御影クラッセ店にて購入。 2013/5/18〜5/20 「岡嶋二人、最後の最新作」の帯に引き寄せられ購入。 既刊の短編集「記録された殺人」に未収録の三編が加えられている。焦茶色のパステル以来のファンであったので懐かしく読んだ。登場する小物などは時代を感じさせるが、アイ...続きを読むデアは普遍だな。でも、読んだはずの作品もすっかり忘れてたのに驚愕!
「記録された殺人」に新たに未発表3作をマージした短編作品集。まあ未発表だったのには理由がある訳で、岡嶋作品といえども全作品が面白い訳ではないということ。
2017年20冊目。 収録9作品のうち既に6作品は読んでいたけれど、改めて全部読んだ。 個人的に岡嶋二人作品の主人公の女性は好きなので、伸子シリーズがもっとあったら良かったなーと。 この短編集の中ではやっぱりダブル・プロットが秀逸かな。 いよいよ岡嶋二人コンプリート大作戦も残すところあと僅か。
記憶された殺人 こっちむいてエンジェル 眠ってサヨナラ バッド・チューイング 遅れて来た年賀状 迷い道 密室の抜け道 アウト・フォーカス ダブル・プロット 記憶された~と、遅れてきた、はどこかで読んだ事が。 こっちむいて、と眠って、は主人公が一緒ですが 両方とも救いがないような…。 バッド、は止め...続きを読むてあった内部分裂の危機を 喋ってしまっています。 もしも『計画通り』に事が終わっていたなら その後、恐ろしい現実が待っていた、かと。 迷い道は、もしかして…と思ってしまうような 女の台詞のリフレイン。 因果は巡る、という状態でしょうか? 密室の~は、そこまでやる事に凝るな、という事? アウト~はありそうな現実ですが、今なら パソコンで管理されていて無理なような。 いやでも誤魔化せば、確実に大丈夫そうな気もします。 ダブル~は本人達の登場。 もしもこんな状態が起こったら、もうそれは素直に 出ていった方がよろしいかと。 登場人物が人物だったため、行われた事は驚きですが 何だか笑ってしまいました。 リアルに追求しているせいでしょうか?w
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