ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
2pt
岡嶋二人の代表作!末期ガンに冒された男が、病床で綴った手記を遺して生涯を終えた。そこには8年前、息子をさらわれた時の記憶が書かれていた。そして12年後、かつての事件に端を発する新たな誘拐が行われる。その犯行はコンピュータによって制御され、前代未聞の完全犯罪が幕を開ける。第10回吉川英治文学新人賞受賞作にして、2005年度「この文庫がすごい!」第1位のリバイバルヒットになり、改めてオカジマフタリの名を知らしめた作品でもある。刊行1988年。(講談社文庫)
アプリ試し読みはこちら
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
話は当然面白かった。 とにかく西澤保彦の解説。とても評価している作家だが、読み手としても優れている。 やはり岡嶋二人はいい。
ミステリー書評 読書レベル 初級〜中級 ボリューム 444頁 ストーリー ★★★★★★! 読みやすさ ★★★★★★! トリック ★★★★ 伏線・展開 ★★★ 理解度 ★★★★★ 読後の余韻 ★★★★ 一言書評: 面白い!! 倒叙ミステリが好きな方にオススメの1冊!そしてまさに一気読み!ぐいぐ...続きを読むいぐいーっと惹きつけ方が半端ないストーリー展開は圧巻デス! 初めて読む作家さんでしたが、文章の構成が秀逸過ぎる!例えば、 ①Aが起こった ②なぜAが起こった? ③もしかしたらBではないのか? ④いやBはあり得ない ⑤Cという可能性は? みたいに、読み手の思考を手玉に取るような書きっぷりで、「そうそう!そこなんだね!」「確かに、そこが疑問!」みたいに寄り添ってくれるから、読み心地も抜群でスラスラと読めてしまう。 登場人物も少ないため、そう言った意味でも読みやすいミステリでした!
完璧な誘拐事件を描いたミステリー小説。実際は犯罪小説と表現したほうが正しいか。 血なまぐさい描写がなく、スラスラ読みやすい。 早い段階で犯人が分かるので、誰がやったのか解き明かすというミステリー小説を想像していると本作は楽しめないと思う。 一番の楽しみどころは身代金となる物の受け渡し方法だ。...続きを読む実際、その描写がかなりの量を占める。鮮やかな犯行を追いながら登場人物の誰を応援するかによって楽しみ方が変わると思う。
岡嶋二人の本で1番好きな作品 すごすぎて震えた、、初めての感覚、、 ラストになるにつれて終わる悲しみと、この後どうなるのか早く知りたいという感情がぶつかった。 一度でいいから読んで欲しい作品。
疾走感があって、結末が気になって仕方なかった。後半は止められず一気読み。面白かった。古い作品なのでどうかな?と思っていましたが、もともと技術的なことに疎いので、わからなくて当たり前で読めたのがよかったのかも。
何処かしらに古臭さや中二臭さはあるのだが、逆にそれが誘拐というゲームの面白さを表現している。 読み返す度にその興奮は増えていく作品。
一気読みした。 約35年前に書かれた技術が現在普通に使われてるのに驚き。 今の技術ならもっとすごい誘拐できそう。 慎吾が誘拐されたときの詳細も知りたかった。
過去に起こった誘拐事件と20年後に起こった誘拐事件の二部構成になっていて、特に後半の誘拐事件は20年前の誘拐事件と共通するような部分が見られ、誘拐犯と警察の攻防やどのような結末を迎えるのか気になりながら読み終えた。また後半の、コンピュータなどの当時の最先端の技術を駆使した誘拐で警察側を翻弄する場面...続きを読むが「犯人はかなりの知能犯だな。」と不謹慎ながら感心させられた。ラストでタイトルの意味がわかるのも良かった。
幼い頃にドラマを観て、小説を読んだけれど、うん十年ぶりに小説を読み返した。面白い。やはり面白い。クラインの壷も読み返したい。
1988年に出版された本とはとても思えない。チャットやBBSといったコンピュータ用語から、対話型AIアシスタント、半導体企業などが出てくるが、技術的なギャップを感じずに読めてしまう。これだけで唯一無二の読書体験ができます。 ラップトップ(ノートパソコン)を公衆電話に繋いでチャットを行うとか、無線でヘ...続きを読むッドセットに指示が来るシーンとかあるんですが、昭和でも出来たんですね。 スーパーファミコンすら発売していなかった時期にこれだけ技術を盛り込んだ内容を書けたなんて凄すぎる。
レビューをもっと見る
新刊やセール情報をお知らせします。
99%の誘拐
新刊情報をお知らせします。
岡嶋二人
フォロー機能について
「講談社文庫」の最新刊一覧へ
「小説」無料一覧へ
「小説」ランキングの一覧へ
焦茶色のパステル 新装版
どんなに上手に隠れても
開けっぱなしの密室
あした天気にしておくれ
熱い砂 パリ~ダカール11000キロ
解決まではあと6人
クラインの壷
クリスマス・イヴ
「岡嶋二人」のこれもおすすめ一覧へ
一覧 >>
▲99%の誘拐 ページトップヘ